【新型BMW X6 発売】xドライブ35d、M50i 3代目の価格/サイズ/内装/スペック 高速道ハンズ・オフも

公開 : 2019.12.29 09:35

新型BMW X6が日本発売。高速道ハンズ・オフ機能も搭載。「xドライブ35d」「M50i」が導入されます。価格、サイズ、内装、スペックを解説しましょう。

はじめに 新型BMW X6とは

text:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)
画像は欧州仕様を含みます

12月23日。BMW日本法人(以下、BMW)はフル・モデルチェンジされたBMW X6を発表。同日より販売を開始すると発表した。

BMWではSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)をSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶが、車名が偶数となるX2/X4/X6はテールゲートを寝かしたり車高を少し低めるなど、スタイルを重視したクーペ的なフォルムを採用したため、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ばれる。

新型BMW X6のデザイン開発作業
新型BMW X6のデザイン開発作業

中でもX6は初のSACとして初代が2008年1月のデトロイト・モーターショーでデビューし、日本には同年6月に発表された。

その後、各メーカーもこぞってクーペ風のSUVを送り出すことになる。X6の2代目は2014年6月に本国で、同年8月に日本で発表された。

今回発表されたモデルは3代目にあたり、ヨーロッパでは2019年7月に発表。現時点での日本向けラインナップは、「X6 xドライブ35d」「X6 xドライブ35d Mスポーツ」「X6 M50i」という3モデル。

一般的にはクーペSUVなどとも呼ばれるSACのルーツ、X6の最新モデルを紹介していこう。

新型X6 外観

新型X6の外寸は、全長4945×全幅2005×全高1695mmという、存在感のあるボディサイズだ。

ホイールベースは2975mm。従来型に比べると、全長は20mm長く、全幅は15mm広いが、全高は5mm低められ、ホイールベースは40mm延長されている。

新型BMW X6 M50i
新型BMW X6 M50i

従来型同様、クーペらしい流麗な美しいルーフラインと最新のデザインを導入することで、より洗練された存在感のあるスタイルを実現。

デザイン面での最も大きな特徴は、BMWとして初採用された、キドニーグリルのライトアップ機能「キドニーグリル・アイコニックグロー」だ。

BMW車のアイデンティティとして伝統的に採用されてきたキドニーグリルを輝かせることで、より立体的に見せるとともに、夜間でのドライブなどで、かつてない存在感を演出する。

ヘッドライトは最新のデザイン・コンセプトを採用して、より直線的で鋭いデザインとなり、キドニーグリルとは独立して、車両全体に低重心でワイドな印象を付与。リア・コンビランプは細長いデザインだがBMW伝統のL字型を採用し、ワイドな印象と縦に厚みがあるどっしりとしたシルエットを形成している。

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