【頭文字D(イニシャルD)】「藤原豆腐店」は実在した! 区画整理で伊香保の博物館に移設

2020.01.01

世界中から頭文字Dファンが集まる聖地に

最初にわたしたちがお店に訪れたのは2006年の春だった。

実写版「頭文字D」が日本で公開されたのが2005年9月だったので、すでに映画のロケから2年以上が経過していたが、お店の前には出演した俳優さんたちの写真や、数多くの撮影中の写真やサインなどが飾られていた。

筆者が訪れた2006年当時のようす。
筆者が訪れた2006年当時のようす。

世界中から訪れる頭文字Dファンのために用意したお店側のサービスだ。

わたしたちも藤野屋豆腐店でお豆腐や油揚げを買って、そしてお店の前で記念写真を撮った。

お店の人に聞いて初めて知ったが、藤野屋豆腐店は渋川市内で100年以上続くお豆腐屋さんとのこと。

とても歴史のあるお豆腐屋さんだったのだ。

店主いわく「特にアジアからの観光客が多いですね。韓国とか台湾ですね。皆さんインターネットで情報を集めてね、藤原豆腐店が実在することを知ったそうですよ」とのこと。

「それではるばる海を越えてね、ここに来てこのお店の姿を見たら感動しちゃってね。号泣される方もたくさんいましたよ。何度もありがとうって」

「そんな風に、はるばる来てくれる方がいるから、ロケが終わっても元の看板に戻さず、このままにしておこうと。あと、映画の撮影中の写真なんかも飾ってね。訪れた人に喜んでもらえたらいいかなと」

「遠く海外からせっかくきたのに、『藤原豆腐店』じゃなかったらがっかりでしょう?」

もう1つ、看板やその他のセットを映画と同様に残していたことには寂しい理由もあった。

 
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