【日本で買えない日産車たち】海外では新型車ぞくぞく 日本は諦めた? 海外専売となった日産車

公開 : 2020.01.03 16:50  更新 : 2021.10.13 13:58

日本は諦めた? 海外専売となった日産

年内で生産を終了するジュークだが、海外ではすでに2代目の登場がアナウンスされている。

初代のイメージを踏襲した個性的なルックスは従来のユーザーからも歓迎されそうであるが、日本では新型ジュークは販売されず、同クラスには新たにキックスが投入されることが決定している。

フェアレディZ/フェアレディZロードスター
フェアレディZ/フェアレディZロードスター

また、長らく日産のボトムレンジを担ってきたマーチ(輸出名:マイクラ)も、すでに欧州では2017年から新世代のモデルが登場している。

ボディサイズが日本でいうところの3ナンバーサイズで、当初は5速MTのみのラインナップということもあったが、現在ではCVTも追加されており、日本で販売されないのは惜しいところだろう。

一方、日本でも販売していたものの販売台数が伸び悩み、早々に撤退した車種も存在する。それがフェアレディZロードスターだ。

クーペに遅れること約1年後に登場したロードスターであったが、終売するまでの4年半で1000台にも満たない販売台数であり、撤退もやむなしといったところ。

一方、メイン市場である北米では未だにラインナップされている現行モデルとなっている。

そういった意味では適材適所な商品ラインナップを実行しているともとれるが、やはり日本のラインナップは寂しいばかり。海

外専売車種が魅力的に写ってしまうのもやむを得ないのだ。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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