【現代版の火消し】真っ赤な3輪EV、活躍する時代に ただし課題も

2020.01.08

全国各地で様々な利用方法 課題も

ミツオカ「Like-T3」は2012年8月以降、全国各地で様々な事業者に利用されている。

例えば、日本郵便や佐川急便での荷物の集配業務用として、長崎のハウステンポスや愛媛の道路温泉では観光用として、また大阪の毎日放送では撮影車両としてなどがある。

ミツオカ「Like-T3」のベース車両。
ミツオカ「Like-T3」のベース車両。

そして今回、同車両として初となる緊急車両に採用されたのだ。

「Like-T3」の特徴は、シートベルトやヘルメットの着用義務がなく、緊急対応や観光対応に最適なことが挙げられる。

その理由は、道路運送車両法では、排気量250cc以下のバイク、側車付軽二輪車(サイドカー)となり、車検もなし、車庫証明もなし、そしてシートベルトの着用義務もない。

運転に際しては、道路交通法上、普通免許の所持が必要だが、ヘルメットの着用義務がない。

筆者(桃田健史)は、「Like-T3」が登場して間もない頃、光岡自動車EV事業部(東京都世田谷区)を訪問し、開発と今後の販売計画について関係者から話を聞いた。

それから6年ほど経ち、ついに緊急車両という大役を得た。

ただし、課題もある。

緊急な状況は24時間起こり得るため、満充電まで6時間というのはあまりにも長過ぎる。

今後は、ホンダがEVバイク等に採用している交換型の小型バッテリーパックを採用するなどの改良が必要だと思う。

また、災害現場までどのような車両で、これら小型車両を運ぶのか。運搬の利便性についてさらなる考察が必要だ。

 
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