【コルベット日本価格、妥当か?】新型、1400万円 アメ車の正規輸入、なぜ大きく値上がりするのか

2020.01.14

戦略としてイニシャルコストをどう見るか?

為替リスク対策を基盤として上で、最も重要となるのが企業としての戦略だ。

例えばドイツ車の場合、日本での販売台数が増えたのは、本国価格との差を少なくするという戦略的な価格設定があったからだ。

トヨタ・プリウスPHEVは、北米仕様価格が日本仕様よりかなり安くすることで、北米でのプラグインハイブリッド車の普及を目指すという戦略もある。
トヨタ・プリウスPHEVは、北米仕様価格が日本仕様よりかなり安くすることで、北米でのプラグインハイブリッド車の普及を目指すという戦略もある。

また、日本車の場合、トヨタ・プリウスPHVのように、北米仕様価格が日本仕様よりかなり安くすることで、北米でのプラグインハイブリッド車の普及を目指すという戦略もある。

このような企業戦略が打てる背景にあるのは、販売台数の増加見込みだ。

アメ車の場合、日本での市場規模は極めて小さく、販売台数も限定的であり、一気に販売台数が伸びるとは言い切れない。

そうした中で、アメ車の日本法人側が本国本社と交渉する上で、補修部品を含めた、新モデルを輸入する際のモデル全体としてのイニシャルコスト(初期費用)が割高になることが想像できる。

以上の内容を加味した上で、C8コルベットの価格が高過ぎるかどうかは、購入する当事者自身が判断することになる。

今後、販売台数が増え、また為替が安定すれば、GM本社の戦略もよりアグレッシブになり、C8コルベット日本仕様の販売価格に反映されることを期待したい。

 
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