【歴史の1ページ】ベントレー、60年間なぜ同じエンジンを作り続けたのか? 生き残ったワケ

2020.01.24

「6 3/4リッター」愛され続けてきた理由

現行のベントレー・ミュルザンヌは2016年3月、スイス・ジュネーブショーで世界初公開された。

筆者(桃田健史)も記者発表の現場におり、エクステンデッドホイールベース、スピード、そしてリムジンの各モデルについて、ベントレー関係者から詳しく話を聞いた。

都内で乗ってみて、まず感じるのは、ジェントルな優しさだ。V8といえば、アメリカンV8のようなトルキーというイメージが強い。
都内で乗ってみて、まず感じるのは、ジェントルな優しさだ。V8といえば、アメリカンV8のようなトルキーというイメージが強い。

あれから約4年、改めてミュルザンヌをじっくり味わうことで「なぜ、「6 3/4リッター」が長年に渡り愛され続けてきたのか?」を考えてみた。

ベントレーモーターズジャパンが用意してくれた、ミュルザンヌ・スピードを都内で乗った。

まず感じるのは、ジェントルな優しさだ。V8といえば、アメリカンV8のようなトルキーというイメージが強い。または、メルセデスAMGやBMW Mのように中回転域からトルクとパワーがギュッと凝縮する。

「6 3/4リッター」は、そのいずれでもなく、力強さや伸びやかさがあっても、いつも優しさがある。抽象的な表現で恐縮だが、これが筆者の本心だ。

この優しさで、停止状態から100km/hまでの加速は4.9秒。最高速度は305km/hに達する。

こうした優しさは、古き良き時代での基本設計、その設計思想をしっかり受け継いできたクラフトマンシップの成せる業だと思う。

 
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