【歴史の1ページ】ベントレー、60年間なぜ同じエンジンを作り続けたのか? 生き残ったワケ

2020.01.24

なぜ、「6 3/4リッター」は消えるのか?

では、なぜこのタイミングでベントレーの「6 3/4リッター」は姿を消すことになったのか?

最大の理由は、フォルクスワーゲン・グループが2016年に発表した中期経営計画「トゥギャザー」だ。

ベントレーのフラッグシップが、ミュルザンヌからフライングスパーとなり、 また2023年までにベントレー全モデルでハイブリッド車がオプション設定となる。
ベントレーのフラッグシップが、ミュルザンヌからフライングスパーとなり、 また2023年までにベントレー全モデルでハイブリッド車がオプション設定となる。

中核となるのが、EVシフト。世界的な電動化の流れにいち早く乗ろうという戦略だ。

EVについては、中国の新エネルギー車政策と、米カリフォルニア州でのゼロエミッションヴィークル(ZEV)規制が、事実上の販売台数規制である。

また、欧州CO2規制が2021年から強化され、今後さらにハードルが上がることで欧州委員会での協議が続いている。

そうした中、フォルクスワーゲン・グループでは、フォルクスワーゲン、セアト、スコダ、アウディ、ポルシェ、ランボルギーニ、そしてベントレーでEVまたは、プラグインハイブリッド車を強化する。

その中で、ベントレーのフラッグシップが、ミュルザンヌからフライングスパーとなり、 また2023年までにベントレー全モデルでハイブリッド車がオプション設定となる。

世界で最も長く量産されてきたエンジンと呼ばれる、「6 3/4リッター」。ベントレーの歴史の1ページとなり、現役を退く。

 
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