【アウディの前身アウトウニオン】DKWを中心に130台がリ・ユニオン 前編

2020.02.02

1966年まで活躍した2スト3気筒

第二次大戦が終結し、DKWが初めて製造した自動車は2気筒エンジンモデルだった。その後1953年になると、流線型のボディをまとって、2ストローク3気筒エンジンが搭載される。

1958年にかけて、4ドアサルーンと3ドアエステート、珍しいカブリオレのボディタイプへ発展。湾曲したフロントガラスを持つボディで、アウトウニオンの名前を使用した初めてのモデルには、1.0Lエンジンを搭載。独立したシャシーを持つ構造だった。

第46回インターナショナル・アウトウニオン・ラリーの参加車両
第46回インターナショナル・アウトウニオン・ラリーの参加車両

最高速度は136km/hと、競争力も高いモデルだったといえる。ジム・クラークも、レーサーとしてのキャリアを積み始めた頃に乗っている。

1966年にDKW F102の生産が終了されるまで、2ストローク3気筒エンジン、美しいボディに仕上げられたクルマの動力源として頑張ってきた。今のアウディの基礎をなすクルマたちだといっていい。

英国ではDKW F102の価格は高く、かなり珍しいモデルだったが、1951年にDKWオーナーズクラブが誕生している。当時はまだ戦前のクルマも日常的に使用されていた頃だ。

第46回アウトウニオン・インターナショナルは、英国西部、サイレンセスターにある王立農業大学に本部が置かれ、11カ国から合計300名のオーナーが集結。フォルケスタッドによれば、ニュージーランドや南アフリカからの参加者もいたという。

 
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