【アルファードとは異なる味つけ】“上級送迎車” トヨタ・グランエースの秘密に迫る

2020.02.10

上級送迎車なのに、商用車用タイヤを履く理由

次に気になったのが足元だ。グランエースには、高級車らしい堂々としていながら伸びやかな印象のある17インチ・アルミホイールが標準装備されているのだが、そのアルミホイールに組み合わせるタイヤがなんと商用車用(ライトトラック)タイヤなのである。

具体的にはダンロップのSP LT30AとブリヂストンのデュラビスR660Aで、235/60R17というサイズ。このサイズは商用車用タイヤとしてかなり特殊なものであり、トレッドパターンや内部構造、使用する材質などをグランエースに最適化して作られたことは想像に難くない。

ライトトラック用のダンロップSP LT30Aを履くグランエース
ライトトラック用のダンロップSP LT30Aを履くグランエース

トヨタの開発陣に話を聞くと、やはり2740kg(Gグレードは2770kg)という車両重量に加え、多人数乗車が多くなるグランエースだけに、耐荷重性の高い商用車用タイヤをチョイスしたそうだ。もちろん、タイヤの味付けはグランエースのキャラクターに合わせ乗用車用に近いものとなっており、それはタイヤのトレッドパターンをみても一目瞭然だろう。

今後、オーナーカーのグランエースが増えていくにつれ、カスタマイズでインチアップを狙うユーザーも増えてくるだろうが、それに合った商用車用タイヤサイズがないというのが現状。恐らくこれから登場することになるとは思うが、ドレスアップ派のユーザーは注意が必要だろう。

なお、余談ではあるが、ダンロップ、ブリヂストン両メーカーとも、同サイズの商用車用スタッドレス・タイヤをリリースしているので、冬のシーズンでも安心だ。

 
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