【オーロラを追いかけて】ロールス・ロイス・ドーンで行く オーロラ見学ツアー 後編

2020.02.16

非現実的な滑らかさ

スキー場の駐車場へと続く最後のヘアピンでは、さすがにドーンのアクティブアンチロールバーもその巨体のわななきを抑えることは出来ないようだった。

だが、一旦ボディの動きが収まると、ドーンはふたたびコーナリング中の盤石とも言える落ち着きを取り戻している。

11年:太陽周期の長さだ。次の拡大期は2023年から2026年の間にやってくると予想されている。黒点の活動が活発化することでオーロラの発生率が上がる。
11年:太陽周期の長さだ。次の拡大期は2023年から2026年の間にやってくると予想されている。黒点の活動が活発化することでオーロラの発生率が上がる。

それでも、やはりこのクルマではゆっくりと走るのが最高であり、霧を抜け驚くほど気温が高まるとともに、素晴らしい写真を撮影することが出来ると確信するまでは、スローペースのまま山裾を進んで行った。

ちょうど雲と雲の間に挟まれたこの場所からであれば、下からはアビモアの街の光を、上からはその日最後の太陽の光を見ることができた。

まだ夕方であり、近づきつつある嵐も音だけだったので、暖かいシートを倒して迫力満点の景色を楽しむべく、ドーンのルーフを下ろすことにした。

一旦食事となによりも必要な仮眠をとるべくアビモアのホテルへと戻ったものの、午後11過ぎにはふたたび山へと帰ってきた。

スキーエリアへと続くスムースな路面のB級路は厚い霧のなかを曲がりくねっており、そのなかをドーンはまるでシミュレーターのような、非現実的なほどの滑らかさで進んで行く。

道路脇には、木々のなかに潜む野生動物に対する注意喚起のための標識が立っているが、こうした標識がさらにこの非現実的な感覚を強くする。

 
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