【個性的? 懐かしい?】3本スポークのホイールを装着したクルマ 10選

公開 : 2020.02.16 20:50

5. フォードマスタング

1993年に登場した第4世代のマスタングは、新しさと旧さが入り混じったスタイリング要素によって、30年におよぶ歴史にフレッシュさを取り戻したモデルだ。

削り込まれたサイドは、確かに過去のマスタングを彷彿させる。しかし、3本スポークのホイールは、当時の流行に倣ったものだ。

フォード・マスタング
フォード・マスタング    フォード

6. フォード・プローブ

1980年代後半、冴えない車名が与えられた前輪駆動のクーペをマスタングの後継にしようと考えていたフォードは、このプローブにも3本スポークのホイールを採用した。

しかし、それは退屈なベーシック・バージョンだけである。より魅力的なV6搭載モデルには、5本スポークのホイールが装着されていた(見た目もそちらの方が良かった)。

フォード・プローブ
フォード・プローブ    フォード

7. レンジローバー

大きなガラス張りのキャビンやフロントのルーバー入りグリルと同様、当時の流行に合わせた3本スポークのホイールも、巨大で派手やかで威圧感があるレンジローバーらしいものだった。

そしてこのホイールは、30年間も現役だったのだ。他のクルマがとっくにやめた後でさえも…。

レンジローバー
レンジローバー    JLR

8. スマートロードスター

スマートのラディカルなリア・エンジンのロードスターとロードスター・クーペには、ベーシックなスチール製からポリッシュ加工されたアロイ製まで、数種類のホイールが用意されていた。その中に、3本スポークのホイールが2セット、そう2セットもあったのだ。

どちらも優れたデザインで、このクルマによく似合っていた。しかし、楽しいのは見た目だけだった。残念なことに、このスマートの双子は運転するとそれほど楽しくなかったのだ。

スマート・ロードスター
スマート・ロードスター    ダイムラー

9. フォード・フィエスタRSターボ

3代目フィエスタの高性能モデルであるRSターボは、フィエスタXR2iの1.6Lエンジンにターボチャージャーを装備することで、最高出力133psを発揮する凶暴なコンパクトカーだった。洗練には欠けていたが、オーバーテイク時にはRSコスワースのように速かった。

ボンネットのベント、レカロ製の素晴らしいシート、一見すると農業用のロープがからまったのかと思うようなボディを囲むグリーンのストライプ。そしてもちろん、クラシックな3本スポークのホイールも、すべてRSターボの大事な視覚的特徴だ。

フォード・フィエスタRSターボ
フォード・フィエスタRSターボ    フォード

10. マツダRX-7

これまで挙げた9台にとって、3本スポークのホイールは単純にスタイル上のデザインでしかなかった。

しかし、初代マツダRX-7の後期型において、それはボンネット下に搭載されたエンジンを誇るという意味があった。そのホイール・デザインは、マツダのヴァンケル式エンジンが持つ2つのローターを模ったものだったのだ。

マツダRX-7
マツダRX-7    マツダ

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