【販売増 2つの理由】マクラーレン日本支社 見えた課題・次の一手

2020.02.18

富裕層が動いた

ーー今年は「GT」の販売が本格化することもあり、さらなる新規プログラムの計画はあるか?

「通常の広報活動以外に、より小回りが効く富裕層向けのイベントを行う。手始めに、2月には、社交ダンスの日本の第一人者の方とコラボして行う。そのほか、ボート、クルーズ、ゴルフなど、様々なライフスタイルを切り口としたコミュニティとのコネクションの構築を進める」

マクラーレン・オートモーティブ・アジア ヘッド・オブ・ジャパンの正本嘉宏氏
マクラーレン・オートモーティブ・アジア ヘッド・オブ・ジャパンの正本嘉宏氏

ーー富裕層は本物志向。そうした“本物を知る人”がキーパーソンとなって、マクラーレンの良さを広げていく、といったイメージか?

「富裕層は多趣味であり、本物を知っており、その中にクルマという軸でこだわりを持っている方がいる。そうした方にマクラーレンを心底好きになって頂き、そこからの口コミで、まるでオセロゲームのようにマクラーレン支持者が増えていく。こうした富裕層ビジネスを、我々として目の当たりにしている。一般的なブランディング活動以外に、このような富裕層向けのニッチマーケティングの必要性を強く感じる」

ーーフェラーリやランボルギーニではなく、マクラーレンを、と。

「イタリアン・スーパーカーに比べて、マクラーレンのブランドバリューはまだ低く、仮にマクラーレンに対して興味があっても、少し敷居が高いと感じている方もいる。かなりクルマに精通していないと、マクラーレンに対して一歩踏み込んで、実際に試乗してみようというステージにいかない。そこにマクラーレンをしっかりと理解し、豊富な情報量による説得力があるオピニオンリーダー、ないしはブランドアンバザダーのような方の存在が非常に大きい」

 
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