【まだ出口は見えず?】アストン マーティンの苦境は続く 注視が必要

2020.03.30

驚きの事実

それでも、こうした数値から窺い知ることの出来ない驚きの事実とは、上場には1億3600万ポンドものコストが掛かっており、その結果、年間収益はわずか6800万ポンドに留まったということだ。

将来のモデル展開に関する投資家向けプレゼンテーションは極めて自信に溢れたものだった。

ラグジュアリーEVブランドとしてのラゴンダの復活は2025年まで延期される。
ラグジュアリーEVブランドとしてのラゴンダの復活は2025年まで延期される。

クロスオーバーモデルのDBXに加え、ヴァンキッシュとヴァルハラというふたつの新型ミドエンジンスーパーカー、さらに2021年と2022年にはラゴンダから電動SUVとEVサルーンの登場が予定されていた。

こうした積極的なモデル展開や155台限定の完全EVモデル、ラピードEに加え、アストンではDB4 GTザガート・コンティニュエーションとDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション、さらにはハイパーカーのヴァルキリーにおけるふたつのバリエーション追加を発表していたのだ。

DBX用に新セント・アサン工場への投資を決断したのと同じく、明らかにこうしたモデル展開は、特にアストンのような小規模メーカーにとっては極めて野心的と言えるものだった。

2019年上期も全般的に株価は下落基調にあり、5月24日には8.43ポンドまで下がったものの、7月には一旦10ポンドを上回る水準まで回復している。

 
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