【眠れる巨人の目覚めはいつ?】マクラーレン復活への道のり チーム代表にインタビュー 前編

2020.05.23

サマリー

昨シーズンようやく復調の兆しを見せ始めたマクラーレンのチーム代表、アンドレアス・ザイデルに話を聞きました。新型コロナウイルス感染拡大を受け不透明な状況が続くなかでも、着実に復活への道のりを歩んでいるようです。

もくじ

突然の停滞
重要なのは危機を乗り越えること
栄光の館 かつてない事態
多くの弱点 組織を改革
番外編1:苦難のスタート

突然の停滞

昨シーズンの好調と新たな方向性、才能豊かな若手ドライバー、そして2021年シーズンからの新たなパワーユニット(PU)供給契約がもたらす余勢を駆って、マクラーレンは2020年のF1シーズン開幕を迎えるはずだった。

彼らはトップチームへの復帰を果たす途上にあったのだ。

昨シーズンついにマクラーレンが表彰台へと戻って来るととともに、コンストラクターズ4位でフィニッシュしている。
昨シーズンついにマクラーレンが表彰台へと戻って来るととともに、コンストラクターズ4位でフィニッシュしている。

2021年シーズンからのさらなる飛躍に向け、今年は最後のピースを見つけ出すシーズンになる予定だった。

だが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、世界中の多くのひとびとと同じく、彼らの計画は停滞を余儀なくされている。

新型コロナウイルス感染が世界に広がり始めた今年3月中旬頃、シーズン開幕戦となるオーストラリアGPの開催に向けた努力が進むなか、英国サリー州ウォーキングに拠点を置くマクラーレンF1チームは、自らがこのモータースポーツにおけるウイルス感染拡大の中心であるという事実を突き付けられていた。

アルバート・パーク・サーキットのパドックで作業にあたる予定だったチームスタッフがウイルス検査で陽性となったことで、チームはレースからの撤退を表明したが、結果的に練習走行開始の数時間前という突然のタイミングでレースそのものがキャンセルされている。

英国へと帰国したマクラーレンF1チームだが、以来ほとんどの作業が停滞したままだ。

 
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