【電動の開発に力を注ぐ】メルセデス・ベンツ「合成燃料、実行可能なオプションではない」

2020.05.25

サマリー

メルセデスは、電動パワートレインを主柱として開発を進めていくそうです。他社が開発を進める合成燃料については、自動車への採用は、効率がよいとは言えず、中期的に見て現実的ではないと考えているそうです。

もくじ

電動化の開発に集中
合成燃料は効率が良いとは言えない

電動化の開発に集中

text:AUTOCAR UK編集部

メルセデスの研究開発のトップ、マーカス・シェーファーは、合成燃料の自動車への使用は中期的には現実的ではなく、同社は電動化に投資を集中していると述べている。

ベントレー、マツダ、マクラーレン、フォルクスワーゲンなどの一部のメーカーは、ガソリンやディーゼルに代わる信頼できる代替品として、またより新しく、クリーンなエネルギーとして合成燃料を研究している。

メルセデス・ベンツEQC
メルセデス・ベンツEQC

しかし、シェーファーはメルセデスは、異なる道を進んでいると述べている。

「わたし達が目指すのは、電気であると明確しています」

「新しいプラットフォームを開発するとき、わたし達はまず電気を考えます」

「法規とカスタマーの需要に注意する必要がありますが、これが、わたし達の柱となるでしょう」と述べている。

合成燃料は効率が良いとは言えない

また、合成燃料について「余剰エネルギーがあるならば、それをバッテリーに直接入れるのが最も良い使用方法でしょう」

「グリーンエネルギーの電子燃料への変換は、効率が良いとは言えません」と述べている。

メルセデス・ベンツEQV
メルセデス・ベンツEQV

「もしさらにクリーンなエネルギーが利用可能となれば、おそらく最初に航空業界で採用されるでしょう」

「そして、そのまた10年以上後に、やっと自動車産業で採用されるようになるでしょう」

マツダは、微細藻類から作られたリサイクル可能な液体燃料を中心に研究しており、マクラーレンはV8に動力を供給するCO2中性合成燃料を検討している。

アウディは、2018年に独自の合成ガソリンとディーゼルを、テスト用に製造するまでに至っている。

しかし、VWのテクニカルチーフは、最近、VWグループが電動化へ莫大な投資を行っているにもかかわらず、合成燃料は燃焼エンジンの寿命を延ばすと述べている。

 
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