【セナも活躍した歴史あるチーム】ウィリアムズF1 会社の全部または一部を売却か

2020.06.06

サマリー

ウィリアムズF1チームは、パンデミックにより、さらに悪化した財政状況を立て直すため、またF1チームの将来にとって最善な選択をするため、あらゆるオプションを検討し、会社の全部、または一部の売却を計画しているそうです。

さまざまな戦略的オプション

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

ウィリアムズF1チームが、資金調達のため、会社の全部または一部を売却する計画があることが明らかになった。

現在広く報道されているこの決定が実行されれば、創設者のフランク・ウィリアムズ卿が43年間実権を握る、チームの過半数の所有権を放棄することとなる。

創設者のフランク・ウィリアムズ
創設者のフランク・ウィリアムズ

ウィリアムズ・グランプリ・ホールディングス(WGPH)は声明のなかで、この決定について「時間をかけて、あらゆるオプションを検討し、F1チームを将来に向けて可能な限り最高の状態にするため、正しく賢明なこと」であると述べている。

この声明には、検討中の「さまざまな戦略的オプション」が挙げられている。

「事業のための新しい資金の調達、ウィリアムズ・グランプリ・ホールディングスの少数株主持分、または過半数持分の売却、および会社全体の売却などを含めた」検討を行っている。

ウィリアムズは2019年に1300万ポンド(17億円)の損失を計上し、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング部門の多くの株式を、企業再生ファンドに売却し、資産状況を強化している。

しかし、新型コロナウイルスのパンデミックにより、財政状況がさらに悪化したため、オックスフォードシャーに拠点を置くイギリスのチームは、タイトルスポンサーのROKiTと、メジャースポンサーのRok drinkに分割されている。

この決定は、F1のオーナーであるリバティ・メディアが来年の予算上限を導入し、パンデミック後のチーム収益への財政的負担を軽減した直後に下されている。

ルノーの最高財務責任者であるクロチルド・デルボスは、1万5000人の雇用削減を含む大規模な事業の再構築計画があるものの、F1にとどまる意向を表明している。

 
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