【V8エンジンの大きな猫】ジャガーXKとXKR 英国版中古車ガイド 過給機に注意

2020.06.06

不具合を起こしやすいポイント

エンジン

XKRでは、スーパーチャージャー下のクーラントパイプが割れ、トランスミッション上にクーラントが漏れる場合がある。修理は安く済まない。スーパーチャージャーの異音は、ノーズコーン・ベアリングが原因の場合がある。走行距離が伸びると内部破損することもあり、交換するしかない。

5.0Lエンジンの場合、インジェクターの不良でエンジンを駄目にすることがある。こまめなメンテナンスを怠った見返りだ。

トランスミッション

ジャガーXK(2007年−2014年・英国仕様)
ジャガーXK(2007年−2014年・英国仕様)

ZF社製のトランスミッションは密封状態だが、気にかけるオーナーは12万8000kmほどで、ZF社製のフルードで交換する人もいる。

インプットシャフトのシールやデフまで、オイルが滲んでいないか確認する。

サスペンションとブレーキ、ホイール

摩耗したブッシュを、ウレタン製に交換するオーナーも多い。アダプティブダンパーや電子サイドブレーキの動作を確かめる。20インチのホイールは、舗装の剥がれた穴などに強く当てると変形する場合がある。タイヤも高価なので、状態は確かめたい。

ボディ

ボディやトランク、ドアの下やフロントフェンダー周りの塗装状態を確かめる。気泡が出ている場合、アルミが腐食している証拠。腐食を取り除き、再塗装が必要。ボンネットには、歩行者の傷害軽減機能が付いている。

インテリア

足元の水分に注意。ダッシュボード下のエアコンのドレインが詰まり、水が漏れることがある。修理にはダッシュボードを取り外す必要があり、楽ではない。2009年モデル以降はドレインの改良を受け、不具合は生じにくい。

 
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