【日本では想像できぬ意外なきっかけ!?】BMWやポルシェが巨額投資で自前サーキットを建設する理由

2020.06.29

マス広告よりもマンツーマンで深堀り

こうした状況についてBMW USA幹部は、ユーザーとメーカーとの関係を大きく見直すべき時期だとして、パフォーマンスセンターへの投資を決めたと説明。

その後に講演したポルシェ幹部も、BMWと同様な状況を改善するため、パフォーマンスセンターをアトランタで計画を進めていることを明らかにした。


一方、日本の場合、ユーザーとディーラー、またユーザーとメーカー(現地法人)との関係はアメリカの場合とは大きく違い、友好な関係にある。

その上で、ポルシェがエクスペリエンスセンター建設を進めている背景には、プレミアム系ブランドにおけるブランド戦略がある。

モーターショーによる、幅広い年齢や収入層への「マス(メディア)広告」ではなく、ユーザー層を絞り込んだマンツーマンでのブランド戦略。そこからSNSなどを通じた、横への広がりを狙っている。

近年は、フェラーリ、ランボルギーニ、さらにマクラーレンなどがサーキット走行会を取材するケースが増えてきたが、さらに一歩踏み込んで、自前コースや施設を作るという動きの1つが、日本でのポルシェエクスペリエンスセンターとなる。

そもそものきっかけはどうであれ、日本でハイパフォーマンス系モデルを安心安全に楽しめる機会が増えることは、自動車産業界にとって大きなプラス要因だと思う。

 
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