【価格/サイズ/内装は?】アウディQ3新型、Q3スポーツバック 日本発売へ ガソリン/ディーゼルのスペックを解説

公開 : 2020.07.07 14:30

「アウディQ3新型」日本発表。クーペ・スタイルの「Q3スポーツバック」とともに、8月中旬に発売されます。アウディの人気コンパクトSUVの日本価格、デザイン、内装を、実車写真とともに解説します。

はじめに アウディQ3/スポーツバックとは

text:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

7月7日。アウディ日本法人は、フル・モデルチェンジしたプレミアム・コンパクトSUVの「アウディQ3」と「アウディQ3スポーツバック」を発表した。

なお、販売開始は8月中旬を予定している。

新型アウディQ3
新型アウディQ3    アウディ ジャパン

アウディでは、セダンやワゴン/スポーツバックなどは「A」で、SUVやクロスオーバーは「Q」で始まる車名を付けている。

スポーティなモデルは「S」で、より過激なモデルは「RS」で始まる。あとに続く数字は、大きくなるほどクラス(セグメント)が大きくなっていく。

Q3は、Q7、Q5に続くアウディとしては3番目のSUVとして、2011年にワールドプレミアされた。アウディ初のコンパクトSUVで、日本には翌2012年から導入されている。フォルクスワーゲンのコンパクトSUVであるティグアンとは姉妹車関係にあり、プラットフォームを共有する。

今回、日本に導入された「新型Q3」は第2世代となり、本国では2018年7月に発表。

それからほぼ1年後の2019年9月、Q3スポーツバックも登場した。Q3スポーツバックはデビュー前に「Q4になるのでは?」と噂されたが、A3やA5などで人気のスポーツバックというサブネームを継承したようだ。

では、満を持して日本デビューを果たした「Q3」と「Q3スポーツバック」の概略を紹介していこう。

新型Q3/スポーツバック 外観

新型Q3のサイズは、全長4490×全幅1840×全高1610mm、ホイールベースが2680mm。

従来型は、全長4400×全幅1830×全高1575mm、ホイールベースが2605mmだったから、およそひとまわりサイズが大きくなっている。

アウディQ3スポーツバック。
アウディQ3スポーツバック。    アウディ ジャパン

Q5、Q7、そしてQ8といった「Qファミリー」専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレーム・グリルはQ3にも与えられている。

シャープなLEDヘッドライト(標準装備)や、両脇に大型エアインレットを備えた特徴的なフロントバンパーなど、従来型より力強くスポーティな印象に生まれ変わった。

前後のフェンダーはブリスター化され、新型A3スポーツバックなどにも通じる彫りの深いサイドのロア・ラインなどにより、SUVならではの力強さを表現している。

Q3スポーツバックのサイズは、全長4500×全幅1840×全高1565mmと、新型Q3より全長が10mm長く全高は約45mm低く、クーペのエレガンスを備えたアウディ初のコンパクト・クロスオーバーSUVとなっている。ホイールベースは2680mmで、新型Q3と変わらない。

フロントまわりやリアコンビランプなどは共通なのだが、Q3スポーツバックは低められた車高とクーペ風のスタイリングで、うまく差別化されている。このあたりは、アウディのデザインの秀逸さを感じさせてくれる。

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