【クーペスタイル電動SUV】独アウディ、Q4スポーツバックeトロン発表 EVの新型コンセプト

公開 : 2020.07.08 03:05  更新 : 2021.11.11 13:19

航続距離500km 内装は?

Q4スポーツバックeトロン・コンセプトの航続距離は、四輪駆動モードで450km、後輪駆動モードでは500kmを実現する。

床下のバッテリーの容量は82kWhで、最大125kWの充電に対応し、30分で満充電の80%までチャージすることが可能。

Q4スポーツバックeトロン・コンセプトの内装。
Q4スポーツバックeトロン・コンセプトの内装。

他のeトロン・モデルと同様に、エンジン冷却のための空気導入口が不要になったため、アウディのシングルフレームグリルのクローズド・バージョンが採用されている。

また、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズできる新しいデジタル・マトリクス・ヘッドライトを装備するほか、リアのテールライト形状は、A7やA8などのハイエンド・モデルのそれを彷彿とさせる。

インテリアは通常のQ4と同様に、デジタル・インストゥルメント・クラスター、12.3インチのインフォテインメント・タッチスクリーン(ドライバーに向かって角度をつけている)、ARヘッドアップ・ディスプレイが採用されている。

タッチスクリーン上ではなく、物理的なボタンでエアコンの温度調整などが可能だ。

さらに、開放感を強調することを目的として、ダッシュボード上部には明るいカラーリングが採用された。

また、アウディによると「サステナビリティ(持続可能性)を最優先に考えている」という。フロアカバーはリサイクル素材でできており、シートにはアルカンターラが使われている。

乗員のスペースとトランクスペースは、より上位のモデルとほぼ同じだという。

この美しい電動クーペSUVコンセプトのスタリングについて、AUTOCARではデザイナーにインタビューすることを許された。それについては、続報で詳しくレポートしたい。

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