【後席からハイ、メルセデス】次期M・ベンツSクラスに採用、次世代「MBUX」詳細

2020.07.08

サマリー

メルセデス・ベンツの最上級セダン「Sクラス」。その次期型には進化した第2世代「MBUX」が搭載され、リアシートからハイ・メルセデスと話しかけることも。メルセデス流のおもてなしに磨きがかかります。

もくじ

第2世代MBUXは「リアシートのボスたちに」
大幅なシステムアップデート

第2世代MBUXは「リアシートのボスたちに」

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

今年後半に発表される新型メルセデス・ベンツSクラスは、同ブランドのラインナップで初めて、第2世代のインフォテインメント・システム「MBUX(Mercedes-Benz User Experience)」を搭載したモデルとなる。

このシステムは、現行世代と同じように人工知能によって「学習」していくもので、今回発表された次世代型では、音声認識機能の強化、ディスプレイのアップグレードなどを実現している。

第2世代のMBUX
第2世代のMBUX    メルセデス・ベンツ

Sクラスの主要市場である米国・中国では、クルマのオーナーは後部座席に座るのが一般的であるため、「フラッグシップの新モデルは後部座席を意識して体系的にデザインされている」という。

そのため、後部座席の乗員は、フロントと同じインフォテインメント機能を利用することができるようになった。

最大3台のタッチスクリーン(それぞれ有機EL技術と触覚タッチフィードバックを備える)で操作することができるので、後席乗員が、「ハイ、メルセデス」と呼びかけることも可能なのだ。

システムの改良には、数多くのセンサーが大きな役割を果たしている。

乗員がクルマから出ようとした際、他車が死角に近づくと車内のアンビエントライトが赤く点滅して注意を促し、助手席のチャイルドシートが正しく固定されているかどうかを検知。

また、ドライバーに合わせてシートやミラーを自動調整したり、ドライバーが振り返ったときにリアのブラインドを上下したり、ハンドジェスチャーに合わせてスライドサンルーフを操作したりすることも可能だ。

 
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