【見た目に惑わされないで!】見た目と走りにギャップがあるクルマたち よくもわるくも

2020.07.11

サマリー

人は見た目で判断できないとよく言われますが、クルマも同じです。走りが見た目の良さに見合わなかった時のあの裏切られた感覚。反対に、見た目の割によく走るクルマも。見た目と走りにギャップのあるクルマを紹介します。

もくじ

見た目とは裏腹の走りを見せるクルマ
無能な美女たち
エンジンをかけると気分が下がる
そのスタイルにお金を出せるか
最近のクルマはデザインが〇〇

見た目とは裏腹の走りを見せるクルマ

text:Colin Goodwin(コリン・グッドウィン)

最近、BMW Z8に新車で乗って以来、初めてハンドルを握った。素晴らしいクルマだが、運転して失望した。

良さを感じられたのは、自然吸気エンジン、マニュアル・トランスミッシ、そして無駄なインフォテインメントシステムがないことだけだった。

BMW Z8
BMW Z8

発売当時、このZ8を手に入れたら二度と手放さないだろうと思ったが、今では手放してもいいと考えている。

クルマの魅力は、見た目だけではない。振り返ってみると、見た目は素晴らしくても、走りがよくないクルマはいくつか思い当たる。

その逆もまたしかり。見た目は最悪だが、運転すると素晴らしいと思えるクルマもある。

友人に見せる勇気があれば

その中でも特に記憶に残っているのが、1990年代初頭の日産プリメーラeGTだ。

酷いとまでは言わないが、平凡な見た目のクルマだった。

グッドウッドで行われた故ピーター・ゲティンのドライビングスクールに行ったとき、プリメーラを何台も所有していることを知って驚いたのを覚えている。

実際に運転してみて分かったが、プリメーラeGTは152psのエンジンを搭載しているだけでなく、フロントとリアのマルチリンクサスペンションのおかげで、優れたシャシー性能を発揮するのだ。

一度見たら忘れない

しかし、プリメーラに勝るとも劣らない、走りは良いが見た目には不快なマシンの最高傑作がある。

リライアント・シミターSS1だ。

トライアンフのスピットファイアやスタッグを生み出した天才、ジョバンニ・ミケロッティがこのリライアントをデザインしたとは信じがたい。

ある種、独創的過ぎて言葉を失う。

SS1にはフォードのCVHエンジンが搭載されていたが、後のSSTには日産シルビアの1.8L ターボエンジンが採用された。

136psのパワーを発揮し、独立懸架式サスペンションを装備したSSTは、友人に見られるリスクさえ覚悟していれば、運転するには最高のクルマだった。

 
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