EVモードで68.2km走る「ほぼEV」のトヨタ・プリウスPHVを発売

2017.02.15

トヨタは、第2世代となるプリウスPHVの発売を2月15日より開始する。既にそのプロトタイプの試乗記もお伝えしているが、それからおよそ半年遅れて正式に発売となった。

このプリウスPHVは、98ps、14.5kg-mのパワー、トルクを持つ1.8ℓのガソリン・エンジンと、72ps、16.6kg-mと31ps、4.1kg-mを発する2つのモーターを組み合わせたパワートレインを持つ。駆動用バッテリーは8.8kWhのリチウム・イオン電池だ。

新しいパワートレインは、EV走行距離が68.2kmに大幅にアップした他、EV走行最高速度も135km/hにまで向上している。つまり、通常の使用では、ほぼEVとしての走行が可能になったというわけだ。ちなみに、燃費は37.2km/ℓ。

また、新しいプリウスPHVは、200Vで2時間20分、一般的な100Vでも14時間で満充電できるようになったのも大きな特徴。更に、急速充電では約20分で満充電の約80%まで充電ができる。

安全装備もToyota Safety Sense Pを全車に標準で装備するなどしている。

価格は3,261,600円から4,222,800円。通常のプリウスが2,429,018円から3,394,145円だから、おおよそ80万円高となる。



▶ 海外初試乗 / トヨタ・プリウスPHV
▶ 国内初試乗 / トヨタ・プリウスPHV

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