ジープの小型SUV、コンパス改良 上級グレード同等のADASが、ロンジチュードに

2019.01.18

「ジープ・コンパス」が商品改良を受けました。注目は中級グレードの「ロンジチュード」に、上級グレード並みの運転支援システムが搭載されたこと。価格も変更されました。

ロンジチュード、上位グレード同等のADAS搭載

FCAジャパンは、ジープのコンパクトSUV「ジープ・コンパス」を商品改良し、発売した。今回の改良は、安全性・快適性を軸にしたもの。

4WDと充実した安全装備を特徴とする最上級グレードの「リミテッド」では、START&STOPシステムを新採用。1ℓ当たりの燃費が23%改善した。また、従来ラグジュアリーパッケージのセットオプションとして提供されていたパワーリフトゲートを標準装備。こうした装備を充実させながらも、価格は据え置きとした。

ブラック・ペイントルーフを採用する「ロンジチュード」は、新たにクラッシュミティゲーション(衝突軽減ブレーキ)付き前面衝突警報、レーンセンス車線逸脱警報プラス、パークセンス縦列/並列パークアシスト、パークビュー・リアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロールなど、リミテッドと同等の運転支援システムを採用した。さらに、雨量感知機能ワイパー、オートハイビームヘッドライト、自動防眩式ルームミラーなどを追加している。

装備が大幅に充実したにもかかわらず、車両価格は従来の18万円高と、価格の上げ幅を最小限に抑えたのも特徴。

さらに、全車でカーエアコンの冷媒使用量を減少させるなど、環境にも配慮した。ボディカラーは、全5色を設定している。

コンパス・スポーツ(2.4ℓ/6AT/FF/175ps/23.4kg-m):323万円
コンパス・ロンジチュード(2.4ℓ/6AT/FF/175ps/23.4kg-m):369万円
コンパス・リミテッド(2.4ℓ/9AT/4WD/175ps/23.4kg-m):419万円

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