【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ

公開 : 2024.05.10 07:25  更新 : 2024.05.10 23:41

ベントレーは予告していた現代車で3番目のコーチビルドを発表しました。「ベントレー・バトゥール・コンバーチブル」はマリナーによって製作され、最もパワフルなW12気筒が搭載されます。W12気筒の集大成です。

3番目のコーチビルトモデル

ベントレーは、現代車で3番目のコーチビルドモデルとなるバトゥール・コンバーチブルを発表した。

ベントレーの社内オーダーメイド部門であり、世界で最も長い歴史を持つコーチビルダーであるマリナーによって製作されたこのバトゥール・コンバーチブルは、精巧な手作業で製作されたバカラル・バルケッタとバトゥール・クーペに続くモデルだ。

ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表
ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表

バトゥール・コンバーチブルによって、マリナーは、特別な顧客一人一人の希望に合わせた、真に個性的な車を作るという長い伝統を継承する。

バトゥール・コンバーチブルは、クーペの姉妹モデルに導入された革新的なデザインのDNAをさらに進化させ、最終的にはベントレーの将来モデルのデザインの指針となると彼らは述べる。ベントレーを象徴するW12エンジンの最もパワフルなバージョンが搭載され、最高出力750ps、手作業で組み立てられた6Lツインターボエンジンは、過去20年間、比喩的にもそして本質的にもベントレーの成功を支えてきた。

このエンジンは今年の夏に生産を終了し、バトゥール・コンバーチブルは、この驚異的なパワートレインを使用する最後のベントレーの1台となると語られている。

ビスポーク 2シーターグランドツーリング

ベントレーには、1919年の初代ベントレーから1920年代の創業期、そして最新のバカラルに至るまで、オープンコックピットカーの豊かな歴史がある。

バトゥール・コンバーチブルのアーキテクチャーにより、マリナーのデザイナーはバカラルとバトゥールのデザインを融合させるだけでなく、コンバーチブルの使い勝手を含めたテーマを生み出すことができたという。

ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表
ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表

デザイナーはまた、バカラルのデザインから着想を得た「ラップアラウンド」コックピットを採用することで、2シーターというキャラクターを強調することに成功している。

シート後方のドラマチックな「エアブリッジ」と後部のテーパードカウルは、かつてのバルケッタスポーツカーを彷彿とさせる一方、心地よい繭の中にいるような環境の中で、ドライバーを中心としたダイナミックな冒険を約束するという。エアブリッジとテーパードカウルは、美観を追求するだけでなく、2つのフロントシートの後ろに半密閉式のラゲッジコンパートメントを備える。

コンバーチブルルーフは、ハードトップルーフに代わるモダンで触覚的な美しさをもたらし、このルーフは断熱材、シーリングシステムの改良、音響処理の組み合わせにより、19秒で展開または収納できるシステムで、快適な環境を作り出す。

記事に関わった人々

  • AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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