ベントレー、2014年度生産実績で過去最高をマーク

公開 : 2015.01.08 22:40  更新 : 2017.06.01 02:11

ウルフガンク・デュルハイマーによれば、ベントレー・モータースはまもなく発表されるフルサイズのSUVの他に、やや小型のSUVを計画しているようだ。

ちなみに、ベントレーは、2014年度の生産実績で過去最高を記録した。生産台数は11,020台で、これは9%も前年度よりも上昇した値である。また、そのうち87%が輸出であったという。

デュルハイマーによれば、固く見積もってもフルサイズのSUVは、年間3,000台の生産となり、2020年までにクルーですべてのモデルをあわせて年間20,000台を生産するという計画に寄与することになるという。皮算用ではあるものの、実際にはSUVの生産台数は年間4,000台を見積もっているようだ。

すでに、ベントレーは、その目標を達成するべく、£280,000,000(50億円)を費やしたR&Dセンターをパームレーンに建設しており、300人の雇用をしている。これでベントレーでは合計1,300人が働いていることになる。事前の投資によって、2016年程度の生産台数は十分にこなせるとしており、売り上げも£840,000,000(151億円)にまで上昇すると見ている。

新しいSUVは、W12、V8、そしてハイブリッドの3つのパワー・ユニットの搭載が計画されている。ハイブリッド・モデルはバッテリーのみで48kmの走行が可能だという。このSUVに関して、デュルハイマーは非常に豪華で、非常に速く、非常に優れたパフォーマンスを持つ、とコメントしている。

そして、それと同時に小型のSUVについても、非常に可能性が高いという考えを明らかにした。また、その他の可能性として、2シーター・スポーツもその考えにあるようだ。

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