ロータス、事業計画を大幅に縮小

公開 : 2012.07.26 17:33  更新 : 2017.06.01 01:00

マレーシアの報道によれば、グループ・ロータスはCEOダニー・バハールを馘首にした後の事業計画をかなり縮小することとしたようだ。

バハールの下、ロータスは自社のエンジンとギアボックスを搭載した5つのニュー・モデルを発表する予定だった。しかし、ロータスの親会社、プロトンがDRB-ハイコムに売却された時点で、その計画は保留となっていた。新しいCEO、アスラム・ファリクラーがロータスを引き継ぐこととなった。彼は、6つの主要な債権者に新しい事業計画を提出した。

関係者は、バハールの「基本的に実行不可能な案」から「ずっと現実的」な案になったという。

その計画は明らかにされなかったが、唯一、計画が続けられるモデルはエスプリだという。但し、それも高くつくだろうロータスで開発されたエンジン、ギアボックスを積むことはないと予測される。

新しいエスプリの開発は継続するが、他の4つのモデルが陽の目を見ることはないだろう。また、バハールの計画には高級なサルーンとハイブリッドGTもあったが、これも実行に移されることはないだろう。

ロータスがその計画を縮小するという確かな証拠として、まず50人が解雇されたことが上げられる。その50人は主に新しいプロジェクトに関わる人間であった。

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