【伝説のカウンタックも登場】ランボルギーニ・ポロストリコ10周年を祝うイベントがスイスのリゾートで開催
公開 : 2025.03.04 09:05 更新 : 2025.03.04 10:30
クラシック・ランボルギーニの公式レストアや認証を手掛ける『ポロストリコ』が創立から10年目を迎え、世界中で記念イベントが開催されます。2/21・22にスイスのリゾートで開かれたイベントには特別なランボルギーニも参加したようです。
クラシック・ランボの証人の10周年を祝う
ランボルギーニのヘリテージ部門である『ランボルギーニ・ポロストリコ』。クラシック・ランボルギーニのレストアと認証を受け持ち、手掛けてきたプロジェクトの多くはコンクールで・デレガンスで入賞してきた実績を持つ。
いうなればクラシック・ランボルギーニのオリジナリティと歴史を証明できる唯一の存在といえるだろう。

ポロストリコは2025年に創立から10周年を迎え、これを祝して2月21・22日の2日間、スイスのスノーリゾート、サンモリッツで初の周年記念イベントが開催された。
会場でアウトモビリ・ランボルギーニのアフターセールス・ディレクターであるアレッサンドロ・ファルメスキ氏は、今回のサンモリッツを皮切りに今後1年間にわたり、世界各国でポロストリコの10周年記念イベントを開催していくことを宣言した。
紫のディアブロが空を舞う
21日の夜にはレストラン『バルタザール・ダウンタウン』に来賓やコレクターを招いての夕食会が開催され、翌22日は海外のジャーナリストやポロストリコの顧客たちが招かれた。
イベント会場でひときわ目を惹くのは、凍ったサンモリッツ湖を見晴らすバルタザール・ダウンタウンのテラスに展示された、『ランボ・サーティ』という鮮やかな紫色を纏ったディアブロSE30。

ランボルギーの創立30周年を記念して1993年に登場したディアブロの限定モデルSE30は、雪景色を背景にクレーンで吊されながら空を舞い、テラスに着陸した。
伝説のカウンタックと真っ赤なミウラも登場
さらには81・82年のモナコGPでセーフィティカー、オフィシャルカーとして活躍したヒストリーを持つカウンタック LP400S『カウンタック・ペースカー』、そして2018年にポロストリコによる認証を受けた赤いミウラSVも登場、パレードに参加した。
この2台はコレクターが所有する車両で、サンモリッツの『The I.C.E コンクール・デレガンス』に参加、ミウラSVは見事に一般来場者が選出する『Hero Below Zero』賞に輝いた。

スイスからスタートした、ランボルギーニ・ポロストリコ10周年記念イベント、次回は4月14〜27日にイタリア・ローマで開催の『アナンタラ・コンクール・デレガンス』で開かれる。このイベントでは自動車の歴史を彩るアイコニックなクルマたちが、ローマ市街をパレードするという。