アルピーヌA110ラインナップ刷新、70周年モデルを含む3モデルに

公開 : 2025.04.19 21:05

モデルライフの終わりも近いと噂されるアルピーヌA110のラインナップが刷新されました。スタンダードA110はアニバーサリーモデルとして25台の限定販売となります。

アルピーヌA110のラインアップを刷新

アルピーヌ・ジャポンは4月18日、アルピーヌA110シリーズのラインアップを刷新した。

新ラインアップは、アルピーヌブランド創立70周年を記念して登場した『A110 R 70』、『A110 GTS』、そして限定車の『A110アニバーサリー』の3モデル構成とし、全国の正規販売店で受注を開始した。

アルピーヌA110シリーズのラインアップを刷新。
アルピーヌA110シリーズのラインアップを刷新。    アルピーヌ・ジャポン

メーカー小売希望価格は『A110 R 70』が1790万円、『A110 GTS』が1200万円、『A110アニバーサリー(25台限定)』が960万円となる。

また、ラインアップ刷新にしたがい、設定されるオプションの価格も変更となる。

アルピーヌA110 R 70

『アルピーヌA110 R 70』はアルピーヌブランド創立70周年を記念するモデルとして登場した。

徹底的な軽量化を追求したモデルで、前後フードにルーフ、リアスポイラー、そして18インチホイールに軽量なカーボン素材を採用し、車両重量は1090kgに抑えられている。

アルピーヌA110 R 70
アルピーヌA110 R 70    アルピーヌ・ジャポン

空気抵抗を減らしつつより強力なダウンフォースを生み出すため、『エアインテーク付フロントボンネット』、『大型ディフューザー』、『サイドスカート』、『そしてスワンネックタイプのリアスポイラーマウント』などが採用されている。

ボディカラーは10色、アルカンターラシートは4色が標準で用意され、好みに応じて組み合わせることができる。また、新たにルーフアーチがボディ同色となり、流麗なフォルムを際立たせている。

また、フロントフェンダー、ヘッドレスト、キッキングプレートには70周年ロゴが配されている。

本モデルは最高出力300ps/6300rpm、最大トルク34.7kg-m/2400rpmを発揮する1.8Lターボエンジンをミドに搭載、トランスミッションはレスポンスに優れた7速DCTが組み合わされる。

その他にも『ミシュランPS CUP2』セミスリックタイヤ、『アジャスタブル・レーシングダンパー』、『ブレンボ製ブレーキキャリパー』など、走りのレベルを向上させるパーツが標準で装備され、オプションでは軽量な『アクラポヴィッチ製エグゾーストシステム』が用意されている。

アルピーヌA110 GTS

従来のA110 GTとA110 Sにかわり、新たなラインナップに加わった『アルピーヌA110 GTS』は、A110の『シャシースポール』をベースとしながら、A110 GTの日常的な快適性を損なうことなく、爽快なドライブフィールが楽しめるモデルである。

ボディカラーは新色5色を含む27色(標準1色、オプション26色)から選択できる。シートはグレーもしくはブラックの『サベルト製レザーシート』が標準で装備され、オプションで5色のカラーバリエーションがある『サベルト製軽量モノコックバケットシート』が選択できる(この場合、インテリアはマイクロファイバーインテリアとなる)。

アルピーヌA110 GTS
アルピーヌA110 GTS    アルピーヌ・ジャポン

この新モデルにはオプションで用意される『Rエアロキット』(フロントブレード、リアスポイラー、A110 R用サイドスカート、エクステンデッド・リアディフューザー、デュアルエグゾースト)を装備することができる。

また、オプションで『A110 GTS専用アクラポヴィッチ製チタンエグゾースト』、もしくは『A110 R 70専用アクラポヴィッチ製チタンエグゾースト』の選択も可能となっている。

パワートレインは、A110 R 70と同仕様の1.8Lターボエンジンと7速DCTが搭載されている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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