クローズドコースでゴルフRの性能を体感するイベント『スリリングR』開催
公開 : 2025.05.21 10:05 更新 : 2025.05.22 09:49
8.5世代に進化したフォルクスワーゲン・ゴルフRのパフォーマンスを体感するイベント『スリリングR』が開催されました。クローズドコースだからこそ味わえるその性能の奥深さを、参加したユーザーさんたちは感じたようです。
5/17に開催されたイベント『スリリングR』
フォルクスワーゲン・ジャパンは5月17日に新型『ゴルフR』シリーズの走行性能を体験できるイベント『スリリングR』を、千葉県木更津市のポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で開催した。
今年1月に発売されたばかりのゴルフの最上級グレード『ゴルフR』、『ゴルフRヴァリアント』は、最高出力333psの2.0Lエンジンと、4WDシステム『4モーション』を搭載し、発進からわずか4.6秒で100km/hに達する性能を誇る。

さらに左右後輪のトルクを自在に配分する『Rパフォーマンス・トルクベクタリング』をはじめ、電子制御ディファレンシャルロック『XDS』やアダプティブシャシープログラム『DCC』により、4モーションを統合的にコントロールするすることで、旋回性能を極めて高いレベルに引き上げたのが特徴となる。
イベント当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、フォルクスワーゲンのパフォーマンスモデルのオーナーやファン約100組200名が参加し、ドイツ本国から来日したフォルクスワーゲンRブランドの担当スタッフに迎えられた。
新型ゴルフRの走りをクローズドコースで体感
イベント参加者は4つのグループに分かれ、クローズドコースで様々な走行プログラムを楽しんだ。
全長2.1kmの周回路『ハンドリングトラック』では、前半にS字コーナーが連続する登り、後半はニュルブルクリンクのカルーセルやラグナ・セカのコークスクリューを模したコーナー等で構成される。

ここではプロドライバーの先導のもと、参加者がゴルフRのステアリングを握り、その加速やハンドリング性能を試した。
特に前半のS字コーナーでは『Rパフォーマンス・トルクベクタリング』がもたらす優れたコーナリング性能と安定感ある走りを体感。
さらには2輪駆動の高性能モデル『ゴルフGTI』を走らせ、両車の走りの違いを感じることができた。
散水されたドリフトサークルでは、ESC(横滑り防止装置)をオフにしたゴルフRで定常円旋回に挑戦。
滑りやすく不安定な路面でも『Rパフォーマンス・トルクベクタリング』と『XDS』や4モーションなどシャシー全般を統合制御する『ビークル・ダイナミクス・マネージャー』の制御により、コントローラブルで安定した定常円旋回が可能なことを体感した。
そして舗装された広大なスペース『ダイナミックエリア』にパイロンスラロームコースが設定され、参加者は連続したコーナーを駆け抜けながらゴルフRヴァリアントのダイナミックな走りを体験した。
ここではタイム計測も実施され、各グループの上位2名には記念の盾が贈呈された。