ロータス、現状の計画をキープ

公開 : 2012.02.15 15:21  更新 : 2017.06.01 00:54

ロータスのボス、ダニー・ハーバーは、例え親会社がマレーシアのプロトンからDRBハイコムに変わったとしても、2年前に策定したロータスのモデル・レンジを交換するための5カ年計画をキープするようにオーダーされたとコメントした。マレーシアの法律ではオーナーが交代するのにおおよそ60日間の期間を必要とするので、ヘーゼルでの開発は60日間ぐらい停滞することになるだろうともコメントした。

「われわれは、すでに計画を新しい所有者に説明した」とロータスのCEOは、Autocarの独占インタビューに答えている。

「そして、その計画は、そのままキープされることになるだろう。差し迫った問題は60日の間の資金管理だが、それは一時的なテクニカルな問題だと確信している」と。

プロトンの新しいオーナーは伝えられているところによればロータスの販売について”オープン”に話す用意があるという。

また、ハーバーはロータスF-1チームを買い取ったルクセンブルグをベースとした投資会社ジェニルに売却される寸前だというのも推測だと退けた。

「私の知る限りにおいては、誰もロータスを買収しようとは考えていないだろうし、売る方も売却の前に、マーケットの状態を確認するべきだろう。既に現在われわれは383台ものエクシージのバックオーダーを抱えている。また、5月までにホモロゲートされるエヴォラGTEにも200人の顧客がついている。前途は有望なのだ。」

まだロータスは5カ年計画の2年目にすぎないとハーバーは言う。

「われわれの新しいギアボックスはダイナモメーターの上にあり、新しいV8エンジンもスケジュール通り動いている。5月には新しいスーパーカー・プロトタイプのテストをする計画もある。既にわれわれは多くの支出をしているのだ。」

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