ジャガーXE 2.0i 240PS ポートフォリオ

公開 : 2015.05.01 23:50  更新 : 2017.05.29 18:38

ここ英国では、ガソリン版のXEがディーゼルほど売れるという見込みはないが、だからといってダメなクルマではない。以下でそれを証明する。

■どんなクルマ?

ジャガーXEの全般的なパッケージングが優れているということは、先日のディーゼル・モデルの試乗記でお伝えしたとおり。

一方、ジャガーはガソリン・エンジンのオーダーの多さにも驚いているという。現時点では全体の30%を占めており、倍以上に膨らむという見方もある。

ならばわれわれもテストしてみようということで、今回は2種類のガソリン・エンジンのうち、ハイパワーな方を試すことにした。

こちらのエンジンは240psと29.7kg-mを1750〜4000rpmの間で発揮し、もう一方のガソリン・エンジンは200psと28.6kg-mを発揮するという棲み分けだ。

出力で差別化を図られた一方、CO2排出量は179g/kmと同値。マニュアルの設定はなく、ZF製の8速オートマティックのみの組み合わせとなる。

最新のインゲニウム・ユニットを搭載しない点は、ランドローバー・ディスカバリーが古風なディーゼル・ユニットを継続使用しているのと同じ文法。

現時点で用いるのはスペイン東部のバレンシアで組み立てられるフォード製ユニットで、インゲニウム・ガソリン・ユニットはまだまだお預けのようだ。

CO2排出量によって支払う税額が変動する英国においては、ガソリン・モデルの購入者のうち98%が、社用車ではなく自家用車として購入することが予想される。

しかし自家用車として使用するカスタマーのために、ジャガーはPCPファイナンスと呼ばれるリース契約と似た制度も用意しているため、魅力的なモデルであることには変わりない。

■どんな感じ?

ターボ・ガソリン・ユニットは2000rpm以下からとても力強く、5000rpm当たりまで気持ちよく回ってくれるため、運転していて楽しい気持ちになれる。

少なくともこの240psユニットの場合、XEのサイズに見合った心地よさがあり、フォード・モンデオで感じた良点をそのまま引き継いでいるといえる。

 
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