BMW 5シリーズGTフューエル・セル・コンセプト

公開 : 2015.07.02 23:40  更新 : 2017.05.23 10:25

  • リアにマウントされる電気モーターの制御系等は、リア・アクスル直上に設置される。

燃料電池で動く5シリーズGTコンセプトは、その革新的な容量と燃料補給システムのおかげで、ガソリン、ディーゼルに続く選択肢になり得るだろう。

■どんなクルマ?

今回のお相手は最新の水素駆動コンセプト・カー。5シリーズGTをベースとするこのクルマは、最新世代のフューエル・セル・スタックからパワーを得る。トヨタとの共同開発システムだ。

重要なのは、このコンセプトは新しいタイプの水素ストレージ・タンクを使用している点。BMWが特許を取得した技術で、新メソッドを使用しているだけでなく中期的に化石燃料に頼らずに済むともいわれている。

BMWが初めて水素パワーの実験車両を制作したのは1984年のこと。実は30年以上の歴史があるのだ。

記憶力がいい読者のなかには、V12ユニットを搭載した7シリーズをベースにした ‘ハイドロジェン7’ という限定生産のモデルを覚えている方もいるかもしれない。BMWがバルブトロニックと呼ぶバルブ・インテーク・システムを部分的に使用し、コンベンショナルな内燃機関と共同作業することによりガソリンと水素の両方を使用できるというモデルだった。

当時を境に、水素を基本としたリサーチに関するニュースを聞かなくなった。再び活動が再開したというニュースが耳に入ってきたのは最近のことである。2013年にはBMWは、水素燃料電池ドライブトレインを開発するためにトヨタと戦略的なコラボレーションを決定。これに関してBMWは “FCEVの開発に弾みがついた” とコメントしている。

また、この5シリーズGTフューエル・セル・コンセプトの水素燃料タンクと燃料補給技術に関しては “大躍進である” というコメントも残している。

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