BMW 3シリーズがフェイスリフト、3気筒エンジンを搭載

公開 : 2015.07.17 22:50  更新 : 2017.06.01 02:09

BMW 3シリーズがフェイスリフトを受けた。今回の修正点は、新しいエンジンの投入と、修正されたシャシー・セッティングがメイン。また、新しいエンジンの導入に伴い、CO2排出量も低減されている。

価格はエントリー・レベルの318iSEのサルーンが£24,975(480万円)から、エステートが£26,405(511万円)からとなっている。

BMWのエンジニアによれば、標準、Mスポーツ、そしてアダプティブと3つあるシャシー・セッティングの全てに手が入っているという。とりわけ機敏さを増すためにダンパーがリチューンされ、固めのサスペンションが与えられているという。また、電子制御のパワー・ステアリングのプログラムも新たにプログラムされている。

スタイリングの変化はごく僅かではあるが、より低く広く見せるような工夫がされている。フロントおよびリア・バンパーが新しくなり、より長い水平のエレメントが与えられている。また、LEDヘッドランプは、レンズの上部にインディケーターが移動された。しかし、ボンネット、ドア、ウイング、ルーフといったパネルは、サルーンにもツーリングにも変化はない。

エンジンは330dに搭載されるN57型3.0ℓ6気筒ターボ・ディーゼル以外は全て一新された。

ガソリン・エンジンは、318iに搭載される136psのB38型3気筒ユニットがエントリー・レベルとなる。今までの320iの4気筒エンジンよりも遅くなるが、経済効率はかなり向上しているのが特徴。CO2排出量は、オートマティックで116g/km、マニュアルで119g/kmとなっている。

2.0ℓの4気筒ユニットは、B48型。320iには184ps、27.5kg-m版が、330iには251ps,33.7kg-m版が搭載される。

340iに搭載される3.0ℓ6気筒は、326ps、45.9kg-mを発揮するもので、0-100km/h加速5.1秒というパフォーマンスを持つ。

一方のディーゼルは、2.0ℓ4気筒ディーゼル・ターボのB47型がメイン。316dに搭載される116ps版、318dに搭載される150ps版の他、320d、320d ED(エフィシエント・ダイナミクス)がラインナップされる。

320dは190ps、40.8kg-mで、0-100km/hが7.2秒というパフォーマンスを持つ。CO2排出量は6速マニュアルでもオートマティックでも106g/kmだ。

320d EDは、パワーは163psと320dに比べドロップするが、トルクは同じ値。0-100km/h加速は7.8秒となる。しかし、その分CO2排出量は向上しており、マニュアルでは102g/km、オートマティックでは99g/kmとなる。これは、ライバルであるジャガーXEのオートマティックが100g/kmを破ることができなかったのに対し、僅かではあるがプラス要因だ。

330dは従来と同じユニットで、259ps、57.1kg-mのパワー、トルクを持つ。0-100km/h加速は5.6秒、そしてCO2排出量は129g/kmだ。

BMWは4WDのxDriveを、320i、320d、330dにオプションで、335dに標準で装備する。

また、最もクリーンなモデルとして来年にはプラグイン・ハイブリッドの330eを追加する予定。320iに搭載されるガソリン・エンジンと108psのモーターとの組み合わせで、モーターのみで最高速度120km/h、そして航続距離32kmを確保する。CO2排出量は49g/kmだ。価格は、ハイエンドのディーゼル・モデルとほぼ同一になる予定だ。

この他、ハイ・パフォーマンス・モデル、M3もフェイスリフトも予定している。こちらは、今年秋のフランクフルト・モーターショーでデビューする予定だ。

新しい3シリーズも、基本的にはSE、スポーツ、ラグジュアリー、Mスポーツという4つのトリムが用意され、318iと316dのみがSEとスポーツのみの選択となる。