BMW M2の最新スクープ

公開 : 2015.07.17 22:20  更新 : 2017.06.01 02:09

来るべきBMW M2は、来年早々に発売が予定されているが、その最新のテスト風景をキャッチした。来年1月のデトロイト・モーターショーでワールド・プレミアが行なわれる予定で、英国ではおよそ£45,000(870万円)前後と予測される。

以前、このM2は、ニュルブルクリンクでテストされている風景をキャッチされているが、今回は一般公道上での姿を捉えることに成功している。通常の2シリーズに対して大きなエア・インレットが開けられたフロント・バンパーやクワッド・エグゾーストを見る限りにおいては、すでにプロダクション・モデルに近い状態にあるようだ。また、大型化されたブレーキやホイール、フレアーしたホイール・アーチなどもBMW Mパフォーマンス・モデルの定石に従ったアップグレードが施されている。

M2は、第5世代のM3と、既存のM235iの中間に置かれるモデルで、エンジンは375psの3.0ℓ直6ターボが搭載される予定。直接的なライバルは、AMG A45とアウディRS3となると目される。正式なデビューは、今年9月のフランクフルト・モーターショーとなるだろう。

Mディビジョンのボス、フリードリッヒ・ニチェケによれば、そのパワー・ユニットは、より高価なM3やM4とは異なるものだという。新しいエンジンは、S57 B30と呼ばれ、もうすぐデビューを果たす予定の第6世代の7シリーズに使われるB57とは異なり、M3やM4でS55 B30と呼ばれるユニットをベースとするもの。そのパワーは、既にベンチテストでは400ps以上をマークしており、A45の4気筒、RS3の5気筒を上回るパワーを得るという。

400という数値はマジック・ナンバーだとニチェケが言うとおり、実際にはMディビジョンの関係者によれば、380psのユニットを搭載したプロトタイプがテストされているという。

トランスミッションは6速マニュアルが標準で、パドル・シフトを持つ7速デュアル・クラッチもオプションとして設定される。また、アイドリング・ストップと、ブレーキおよび熱の両方を回生するエネルギー・システムも備えるという。

現在のテスト・モデルでのスペックは、7速デュアル・クラッチ・モデルで4.4秒の0-100km/h加速が確認されている。これは、M4よりも0.5秒遅く、1Mクーペよりも0.2秒速い値だ。トップ・スピードは、リミッターで250km/hに制限される。

ラウンチ時には、RWDモデルのみで、トルク・ベクタリングのリミテッド・スリップ・デフが標準装備。しかし、遅れて4WDモデルも登場する予定だ。Mディビジョンの各モデルについて、将来的にはxDrive、つまり4WDがすべてのモデルに用意される模様だ。
ボディは既存のM235iの1530kgよりも更に軽量となる予定。カーボンファイバー製のストラット・ブレースや、コンポジット・プラスティック・パネルが使用される。

M235iクーペとの外観上の違いは、前後のバンパー、フロント・ウイング、サイド・シル、トランク、そして19インチ・ホイールなどだ。

このM2の生産はドイツのライプツィヒ工場で、スタンダードな2シリーズ・クーペと同じラインで行われる予定だ。また、M2カブリオレも、2016年中には追って販売される。

 

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