テスラ・モデル3は2017年デビュー

公開 : 2015.09.04 22:40  更新 : 2017.06.01 02:05

CEOのエロン・ムスクが明らかにしたところによると、テスラモデル3は2017年の発表・生産となるようだ。ソーシャル・メディアでモデルXのプロダクション・モデルが発表された時に、およそ2年後からモデル3の生産を始めるとムスクはコメントしていた。

このモデル3は、パナソニックと共同して2017年にオープンする “ギガファクトリー” で製作される予定だ。そのオーダーは、来年3月にジュネーブ・モーターショーとは別に計画されているイベントで受付を開始するという。

テスラ3についての情報は、現時点ではほとんど明らかにされていないが、パフォーマンスについては0-100km/h加速がBMW M3を上回る4.1秒だと発表されている。また、その航続可能距離は300マイル(482km)に達するという。

そのシャシーは、現行のSプラットフォームではなく、専用のものになる予定。というのも、サイズが3/4程度となり、価格もかなり抑えたものとするためだ。また、その価格は、アメリカでは$35,000(420万円)程度で販売されることになる。

テスラのエンジニアリング担当の副社長、クリス・ポリットは、「テスラSから引き継ぐものは非常に少ないものと考えている。というのもコストを考えなければならないからだ。また、テスラのすべてのモデルの構成要素としてアルミニウムを使うわけでもない。モデルEにしても、大部分のパーツはスティール製となるだろう。」と語っている。

関係筋は、このモデル3が、伝統的なエステートと、クーペの他に、ピックアップ・トラックも作るとしている。

なお、初めてのSUV、モデルXは今年後半にアメリカで発売される予定。また、ロードスターは2019年の発売を目指して開発中である。

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