デルタウイングGTの公道走行可能なコンセプト・モデルを発表

公開 : 2015.10.06 22:50  更新 : 2017.06.01 02:03

デルタウイングのロードゴーイング・バージョンのコンセプトが発表された。スポーツカー・バージョンと、4シーター・バージョンの2種類があり、そのメーカーは以前お伝えしたとおりアメリカのパノスとなる予定。

このモデルは現在IMSAを戦っているレーシング・モデルのデルタウイングをベースとしているが、そのパワートレインは明らかにされていない。しかし、ガソリン、ディーゼル、天然ガスのそれぞれを燃料とする “グリーン・テクノロジー・マルチ・ツール” と名付けられたものとなるとされる。

軽量アルミニウム製のシャシーを持ち、エンジンをリアにマウントする。105-110psの3気筒エンジンがサルーンのために用意される一方、スポーツカー・モデルのGTには345psの4気筒ターボが搭載される予定。

重量配分はフロントが30%、リアが70%だが、燃料を半分ほど使った状態でライバルと同じパフォーマンスを発揮できるように設計されているという。

価格は、サルーンが$27,000〜30,000(325〜360万円)、GTが$60,000〜70,000(720〜840万円)程度とされる。

デルタウイングが製造を行い、これに現在休止中のパノスのブランドが組み込まれるカタチとなる。

おすすめ記事