スマートは、パリ・モーターショーで、EVコンセプトを発表する。

フォースターズと名付けられたこのモデルは、第3世代のフォーツーと第2世代のフォーフォーのデザインをエクステリアをプレビューする意味合いも含まれている。

スマート・フォースターズはルノーと共同開発されたモデルとなる。リア・エンジン・リア・ドライブというメカニカルなパッケージは、今年1月のデトロイト・モーターショーで登場したフォーアス・ピックアップ・コンセプトと同じだ。

このスマートは、新しいSUC(スポーツ・ユーティリティ・クーペ)として来るべきフォルクスワーゲン・クロスアップに対抗するモデルと親会社のメルセデス・ベンツは考えているようだ。

「狙いは確かにそこにある。しかし、現段階では何も決定されてはいない。」とAUTOCARのインタビューに対して、スマートの上級幹部はコメントしている。

そのEVユニットは、最近デビューしたスマート・フォーツー・ブラバスのEVモデルで使用されているものだ。ブラシレスのモーターは80bhp、13.3kg-mのパワー、トルクを持つ。17.6kW/hのリチウムイオン電池を搭載し、プラグインで充電でき、回生ブレーキ・システムを持つ。最高速度は130km/hだ。

スマートのSUVバージョンは、実は2002年にフォーモアで示されていたが、開発途中でキャンセルされたという経緯がある。