DS3 Sport Shic

公開 : 2016.06.08 23:50  更新 : 2017.05.29 18:02

今回、DSブランドの末娘として日本で発売されたDS3には、4モデルがある。ベーシックなDS3シック、そこにアクティブ・シティブレーキやDS LEDビジョンなどの安全装備を加えたDS3シック・ビジョン・パッケージ、Cピラー上部まで開く電動スライディングルーフ風ソフトトップを備えるDS3カブリオ・シック、それに6段MTを備えるDS3スポーツ・シックがそれだ。

これらのうち、前の3モデルは1.2ℓ3気筒ターボの110psエンジンに6段ATを組み合わせたパワートレーンを積む。一方、最後のスポーツ・シックは、1.6ℓ4気筒ターボの165psエンジンに6段MTを組み合わせたスポーティ・モデルだ。

日本仕様はすべて右ハンドルで、プライスはベーシック・モデルから順に、259万円、274万円、304万円、および299万円。今回、御殿場を出て箱根山中を駆け巡ったのは、マニュアル・ギアボックスを備えるスポーツ・シックだった。

■どんな感じ?

開口部が大きくて、幅も分厚い感じのドアを開いてコクピットに収まると、サイドサポートが張り出したスポーティな形状のシートがドライバーを迎えてくれる。今やシートもインターナショナル化されているから、座り心地に昔のシトロエンのような独特な感覚はないが、ドライビング・ポジションは不満なく決まる。

今やマニュアル・ギアボックスというのは速く走るためではなく、シフト操作を愉しむためのものと当方は思っているから、そのタッチが心地好くなくてはMT仕様に乗る意味はない。その点、DS3スポーツ・シックの6段MTは確実に合格品で、ストロークが適度に短くて確実、しかも作動も軽く、ギアが噛み込むときの感触も良好なものだ。

 
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