ジャガー初のSUV、F-ペースを発売開始

2016.06.13

ジャガーランドローバー・ジャパンは、ジャガー初のパフォーマンスSUV、F-ペースを発売した。

昨年11月に50台限定の特別仕様車、F-ペース・ファーストエディションの受注を開始していたが、今回新たに、ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを手がけたIインジニウム・ディーゼル・エンジン搭載モデル3機種と、ガソリン・エンジン搭載モデル2機種の計5機種を発売した。

ディーゼル・モデルは180ps、43.8kg-mを発生する2.0ℓ直4ターボチャージド・エンジンを搭載したベーシックな「ピュア」、レザーシートなど装備を充実させた「プレステージ」、エクステリアをスポーティに仕上げた「R-スポーツ」の3グレード。ガソリン・モデルは3.0ℓV6スーパーチャージド・エンジンのハイパフォーマンスな走りを実現した「R-スポーツ」(340ps、45.8kg-m)と「S」(380ps、45.8kg-m)をラインナップ。すべてパドルシフト付き8速オートマティックと組み合わされ、駆動方式は4輪駆動となる。

ジャガー初のSUVは、テクノロジー面ではF-タイプ由来の技術を導入。足回りにはダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンションとインテグラルリンク式リア・サスペンションを採用し、電動パワーステアリング(EPAS)、トルク・ベクタリング・バイ・ブレーキング(TVbB)、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)、アダプティブ・サーフェス・レスポンス(ASR)、オール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)などのドライバー支援システムを搭載することで、スポーティかつ快適な乗り心地、卓越したハンドリングを提供する。

5人の乗員が快適に乗車できる室内空間と508ℓのラゲッジルームが生み出す実用性、最新のインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」に加え、セグメント初となるウェアラブル技術を活用したアクティビティキー(オプション)や、ジャガーでは初採用となるディプロイアブル・サイドステップ(オプション)など、様々な利用シーンに適したアクセサリー類も豊富だ。

さらに、デジタル・ステレオカメラを用いた自動緊急ブレーキ(AEB)に、ジャガーで初めての歩行者検知機能を追加しており、5~60km/hの範囲内で歩行者との衝突の危険がある場合には、自動的にブレーキが作動し、衝突を回避、もしくは衝撃を緩和する。

価格は、F-ペース・ピュアが6,390,000円。プレステージが6,630,000円。R-スポーツが7,280,000円(ディーゼル)および8,490,000円(ガソリン)。Sが9,810,000円。なお、デリバリー開始は2016年7月下旬を予定している。


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