フォード・フォーカスRSのホット・バージョンがニュルブルクリンクでテスト

公開 : 2016.06.23 04:50  更新 : 2017.06.01 01:29

フォード・フォーカスRSによりホットな限定モデルが設定されそうだ。そのテスト・モデルと思われるボンネット・ベントが新たに開けられ、バンパーに拡大されたエア・インテークを持つモデルが、ニュルブルクリンクでテストしている風景をキャッチした。

このモデルは、通常のフォーカスRSの350psを発揮する2.3ℓユニットよりも強力なエンジンが、フロント・フードの下に収められているものと予測される。これは、AUTOCARが昨年掴んだ、フォーカスRSのドライブドレインをアップグレードし、より強力なグリップ、パフォーマンスを持たせるためにシャシーを強化し、更には重量の軽減化を図るモデルを計画しているらしいという情報をより確かにするものだ。

いくつかのレポートは、500psを発揮するエンジンを搭載したフォーカスRS500だという話も伝えているが、AUTOCARはこの数値は非現実的なものと見ている。

それでも、ポリカーボネイト製のウインドー、カーボンファイバー製のボディワーク、鍛造アルミニウム製のサスペンション・コンポーネンツ、カーボン・ブレーキなどが与えられ、遮音材が剥ぎ取られ、インテリアもシンプルにすることで100kg近い軽量化が図られているモデルであることは間違いない。

フロント・アクスルには電子制御のリミテッド・スリップ・デフが与えられ、GKNが供給するリア・ドライブ・ユニットと、デュアル・クラッチ・オートマチック・トランスミッションも組み合わせられる。このリミテッド・スリップ・デフは、フォーカスRSのハンドリングを向上させるもので、スタンダードなフォーカスRSにも標準装備とするかどうかを悩んでいたパーツである。

ゲトラーク製のパドルシフトを備えるデュアル・クラッチは、現在の45.9kg-mという値よりもアップするトルクに対応するために、若干の修正が必要となるだろう。

このホットなフォーカスRSは、メルセデス-AMG A45の4.2秒、アウディRS3の4.3秒という0-100km/h加速のタイムを当然上回る使命が持たされている。ちなみに、スタンダードなフォーカスRSの1-100km/hタイムは4.7秒だ。また、このモデルの足には、19インチの鍛造アルミ・ホイールと、ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2というセミ・スリック・タイヤが組み合わせられるとされる。

ところが、われわれが接触したフォードの関係者は、ヨーロッパと北米で4,100台を販売しており、成功を収めているフォーカスRSに、よりホットなモデルを作る必要性はないとし、このモデルが、フォードではなくアフターパーツ・メーカーによってテストされているものだとしている。



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