フォルクスワーゲン・ビートル・デューン1.2 TSI

公開 : 2016.07.15 05:50  更新 : 2017.05.29 18:56

写真を見るだけだと、ほかのビートル同様に、ノスタルジアに頼りきった見せかけだけのクルマに見えるのだが、実のところ、まるでそんなことはない。

■どんなクルマ?

ノスタルジアに寄りかかること。それはクルマを売るうえでポピュラーな手法である。現に先代のビートルは、2010年に販売終了するまで、100万台以上が売れた。これが ‘ノスタルジア商法’ の有効性を物語っている。

ビートル・デューンの強化されたエクステリアは、タイプIのバハ・バグをオマージュしたもの。60年代後半に、砂漠の長い距離を走るために作られたクルマだ。ただしデューンは、オフローダーではない。念のため。

駆動方式はFFのまま(重量増を懸念しての結果)であるが、車高は10mm上がっており、車輪どうしの幅も大きくなった。ホイール・アーチも追加されている。‘オフローダー風’ であることは間違いない。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

フォルクスワーゲン ビートルの人気画像