トヨタ・アイゴ Xクルーシブ

公開 : 2016.08.05 05:40  更新 : 2017.05.29 18:47

アイゴXクルーシブは、トヨタが作る奇妙なカタチをしたシティカーの最上位モデル。追加された装備内容が高まった価格を正当化するのだろうか?

■どんなクルマ?

2014年に登場したアイゴは、シティカーのイメージを一新するクルマとして、決して悪いものではなかった。生真面目な初代のルックスは廃され、トヨタは ‘Go Fun Yourself’ という言葉とともに宣伝した。

そしてこちらは、その最新版。ここで乗るのは5ドア。マニュアル・ギアボックスを加えており、£400(5万3千円)のナビを加えた結果£14,045(186万円)となっていた。ちなみに最安価のモデルが£8,495(113万円)。

アイゴはシトロエンC1とプジョー108とアンダーピニングを共有する。フィアット500Cコンバーチブルなどもひしめくこのカテゴリーを勝ち抜けられるだろうか?

■どんな感じ?

このグレードに組みわせられるのは1.0ℓ3気筒VVT-iエンジン。効率を最優先させたユニットであり、複合サイクル燃費は24.4km/ℓと公言される。

市街地では積極的に入力に反応してくれる印象だ。ギア比は柔軟性を考えたものとなっているし、信号が青になってからの加速だって非力とは感じない。

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