新型BMW 5シリーズ、正式に公開。画像43枚+ビデオ

公開 : 2016.10.13 06:00  更新 : 2017.06.01 00:35

2017年のデビューを予定している7代目のBMW 5シリーズは、新しいプラットフォーム、より大きなキャビン・スペース、アップデートされたテクノロジーが特徴だ。販売開始は2月を予定している。

昨日、中国のメディアでリークしたBMW 5シリーズだが、本日、その公式版が公開された。パブリック・デビューは2017年のデトロイト・モーターショーを予定しているようだ。

最新の5シリーズは、7シリーズから強く影響を受けている。よって、先代に比べるとボディ表面はエッジが立っている部分が多い印象だ。

プロジェクト・ディレクターのヨハン・キストラーは、外観をデザインするうえで、先代モデルのカスタマー210万人の意見を参考にしたという。

キストラーは「最終的に3種類のデザインに絞りました。そのうちの真ん中を選びました。コンサバティブであることと、新たなエッセンスを両立した結果です」とAUTOCARに語ってくれた。

ボディ・サイズは?

全長は先代+36mmの4935mm。全幅は+6mmの1868mm。全高は+2mmの1466mm。ホイールベースも7mm延長されており、2975mmに達する。

(520dの場合、)左右のトレッドは前後それぞれ5mmと3mm拡大しており、1605mmと1650mmとなる。

参考までにメルセデス・ベンツEクラスの全長は4880mm、全幅は1850mm、全高は1630mm。

荷室容量は10ℓアップした530ℓとなるが、メルセデス・ベンツEクラスは540ℓ。

セダンは2017年の2月に販売されるが、ワゴンは2017年の下半期の投入となるようだ。

アルミニウム・ボディの下には、「クラスター・アーキテクチャー(CLAR)」とよばれるプラットフォームが採用されている。

CLARのフロアパンとバルクヘッド、接続点はアルミニウム、マグネシウム、チタニウムの混合体。軽量化に気を配った結果で、最終的な重量は(もちろんグレードにもよるが)最大で100kg軽くなっている。

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