アウディのフラッグシップSUV、Q8がスカンジナビアでウインター・テスト

公開 : 2017.01.05 04:35  更新 : 2017.12.14 12:31

BMW X6やデビューが噂されるレンジローバー・スポーツ・クーペの強力なライバルになると目されるアウディSUVのフラッグシップ・モデル、Q8がスカンジナビアでウインター・テストを受けている様子がキャッチされた。

2018年に登場が予定されているアウディのフラッグシップSUV、Q8がスカンジナビアの凍った天候の下でテストされている光景を捉えることに成功した。カモフラージュされているにもかかわらず、クーペのようなルーフの輪郭と、LEDヘッドランプ、そしてテールランプの確認はできた。また、幅の広い8角形のシングル・フレームも見ることができた。

そのスタイルは、来週デトロイト・モーターショーで公開されるQ8コンセプトで明らかになろう。また、最終的なプロダクション・モデルは、2016年に発売になると予想される。

アウディのCEO、ルパート・シュタドラーは、Q8をA8と並ぶアウディのフラッグシップであるとし、「ウィークデイをA8とともに過ごし、週末にはQ8でプライベートな時間を費やすエグゼクティブの姿が想像できる」とコメントしている。また、「Q8はヨーロッパ、中国、アメリカ、ロシアといった主要なマーケットのみならず、全世界での販売を予定している。」と語った。

Q8は最もベーシックなモデルである3.0TDIが£55,000(800万円)からとなる予定。また、Q8は2020年までにリリースする予定の7つの新しいSUVのうちの一つである。その7台には、Q2、フェイスリフトするQ3、完全なニュー・モデルのQ1とQ4、EVモデルであるQ6が含まれる。

このQ8はQ7の兄弟モデルであり、メカニカル・パッケージはQ7と共用する。エンジンもガソリン、ディーゼル、ハイブリッドが予定されている。このハイブリッドはポルシェとの共同開発で、最高50kmのモーターでの航続距離を持つという。

第4世代のA8に採用が予定されている48Vエレクトリック・システムや、OLEDデジタル・ディスプレイ、そして最新の自動運転システムなども搭載される予定だ。

デザインは、現行のQ7とはかなり異なるものが与えられる模様で、アウディのデザイナー、マーク・リヒトによればQ7のようなアップライトなスタンスではないという。Q4やQ6と同様に4枚のドアと、リフトバック・スタイルのゲートを持つ5ドア・レイアウトで、ボディ・サイズは全長5050mm、全幅1970mmとQ7に近いものとなる。しかし全高はQ7よりも50mm低い1690mm程度となる。また、Cピラーを境に急激に落ち込むルーフ・スタイルのため、巨大なブート・スペースは確保されるという。

プラットフォームは最新のMLBエボリューションがベースで、ホイールベースは2990mm。Q7よりもスポーティな味付けのため、インゴルシュタットの関係者はトレッドがQ7よりも拡大され、フロントが1680mm、リアが1690mmになるとしている。また、ボディ重量の軽減のためにアルミニウムが多用される他、カーボンファイバーも使用されることになるという。

エンジンはV6およびV8が新しいものとして用意される。V8ユニットは、内部コードKoVoMo(ドイツ語でコンツェルン・ヴィー・オット・モトーレン)という名でポルシェと共同で開発されているもの。このV8はベントレーフォルクスワーゲンにも使用が予定されている。V型エンジンは1気筒あたり500ccのキャパシティを持ち、V6では3.0ℓ、V8では4.0ℓの排気量となる。排気ガスを利用したターボチャージャーが組み合わせられる予定だが、48Vエレクトリック・システムと同時に電気式のターボチャージャーに変更される可能性もあるという。

ハイブリッドはこのKoVoMoをベースとしたガソリン・プラグイン・ハイブリッドだが、Q7に採用されているディーゼル・ハイブリッドも用意される模様。

また、ディーゼル・エンジンは、2つの3.0ℓV6がラインナップされる他、SQ7に搭載されている4.0ℓV8ディーゼル・トリプル・ターボを搭載したSQ8の登場も計画されている。

Q8のインテリア・デザインは、主にQ7をベースとしたものだが、よりドライバー志向のコンソールが与えられる。また、シートは7シーターのQ7とは異なり、Q8は5シーター・モデルのみに限定される。

Q8は第2世代のポルシェ・カイエンやフォルクスワーゲン・トゥアレグ、そしてQ7と同様にスロバキアのフォルクスワーゲン・プラディスラヴァ工場での生産が予定されている。



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