なぜ? アストン マーティンCEOが、英空軍機のまえで熱弁

公開 : 2017.04.07 11:23  更新 : 2017.06.01 00:25

アストン マーティンのSUVモデルを生産することになる新工場「セント・アサン」の引渡しが行われました。この工場、もとはRAF(ロイヤル・エア・フォース:英国空軍)の施設なのです。

英国の国防省(MoD)から、英国を代表するブランドに、セント・アサン(ウェールズ)の施設が正式に引き渡された。

セント・アサンで稼働するアストン マーティンの新工場では、SUVモデルのDBXが、2019年を目処に生産開始される予定だ。

アストン マーティン、ゲイドンの本部も英国空軍の施設だった

ゲイドンの本部と同様に、セント・アサンは、王立空軍が使用していた施設である。3000名の応募者から選出された750名の従業員が、今後ここで働くことになる。

アストン マーティンのアンディ・パーマーCEOは「DBXの生産化モデルが、新工場のラインを流れるのは2019年後半を予定しております。これにむけて、2018年の末までに生産仕様のプロトタイプを作り上げなければなりません」と意気込みを語っている。

かたや英国、かたやウェールズ

「(ゲイドンとセント・アサンに工場を持つことになりますが)わたくしは2つの生産拠点が競争しあうというアイデアを気に入っています。なにしろ一方は英国、もう一方はウェールズなのですから。健全なコンペティションを通して、互いを鼓舞しあって欲しいものです」
 

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