富士スピードウェイのパドックにポルシェ独特のルーフラインが山の峰のように続く様は壮観だ。

911は最新のタイプ991を中心にクーペからカブリオレまで各年式の様々なグレードが集まった。

参加車の中にはタイプ991・911の最強モデルで、サーキットが似合うGT3 RSの姿も見られた。

ケイマン、ボクスターの参加者も多い。中にはケイマンGT4で参加するオーナーも。

ドライビングスクールはカイエン、マカンなどのSUVモデルのためのプログラムも用意している。

スクール参加者の他、数多くのポルシェオーナーがゲストとして訪れた。

愛用のポルシェをプロのフォトグラファーに撮影してもらえるサービスも実施された。

当日はポルシェ以外にもトヨタ86／スバルBRZやヴィッツなどのワンメイクレースが開催された。

ワンメイクレースの1カテゴリーとしてポルシェ カレラカップ ジャパンは第5戦・第6戦が開催された。

ポルシェ カレラ カップ アジアの第3戦・第4戦も実施。同一のマシンだが特色あるカラーリングが楽しい。

メインコースのピットとパドックはポルシェ モータースポーツ一色となっていた。

カレラカップ指定のミシュランのタイヤサービスには、膨大な量のレーシングタイヤが用意されていた。

ピットビルディング2階にはポルシェ専用のラウンジを設置、ゆったりとレース観戦が行える。

ラウンジにはポルシェの公式グッズショップやカレラカップの公式パートナーのブースも設置された。

ポルシェ モータースポーツの公式タイミング・パートナー、ショパールのブースには各種クロノグラフも展示。

ショートコースではポルシェ最新モデル試乗会も実施。911、718からマカン、パナメーラまでが用意された。

試乗会は先導車に続いての走行だが、ハンドリングのパフォーマンスを試すには充分なものであった。

この日はポルシェ スポーツドライビング スクールの基礎である『Warm Up』が開講されていた。

Warm Upでは公式インストラクターからブレーキやスロットル、ハンドリングに関する基礎を指導される。

まずはインストラクターがドライブする911 GT3に同乗し、ポルシェのポテンシャルを体感する。

その後に、自らのポルシェでウェット路面での車両コントロールについて練習を繰り返した。

スラローム路ではステアリングとスロットルワークのコンビネーションで、スムーズに走る練習を行った。

今回のスクールでは特別に富士のレーシングコースをパレードランするプログラムも加えられた。

耐久レースのフィニッシュ時のように、パレード車両に向かってすべてのフラッグを振るコースオフィシャル。

特別展示されたグループ6カー、マルティニ・レーシング・ポルシェ936。1977年のル・マン優勝車だ。

同様に展示されたグループCカー、ロスマンズ・ポルシェ956。共にポルシェが実働状態で保有している車両だ。

登場と同時にサインを求めるファンに囲まれるジャッキー・イクス氏。笑顔でサインや握手に応えていた。

イクス氏が乗ったマシンのミニカーや当時のモータースポーツ雑誌にサインを求めるファンが数多く見られた。

イクス氏のドライブで富士のメインコースを走るポルシェ936-77。イクス氏は936でル・マンを3回制している。

続いてイクス氏はル・マン6勝目をもたらした956で走行。日本のファンにとっても馴染みのあるマシンだ。

6月3日に開催されたPCCJ 2017 第5戦 天候：晴れ 路面：ドライ 気温：25度／路面温度：41度

PCCJ 2017 第5戦　総合優勝 #89 三笠 雄一選手。

PCCJ 2017 第5戦　総合2位 #17 上村優太選手。

PCCJ 2017 第5戦 決勝 オーバーオール表彰台。

PCCJ 2017 第5戦は僅差の激しいバトルが繰り広げられた。

PCCJ 2017 第5戦　総合3位／ジェントルマン・クラス優勝 #9 武井真司選手。

PCCJ 2017 第5戦　ジェントルマン・クラス2位 #2 田島 剛選手。

PCCJ 2017 第5戦　ジェントルマン・クラス3位 #25 内山清士選手。

PCCJ 2017 第5戦 決勝 ジェントルマン・クラス表彰台。

6月4日に開催されたPCCJ 2017 第6戦 天候：晴れ 路面：ドライ 気温：20度／路面温度：32度。

PCCJ 2017 第6戦・総合優勝 #17 上村優太選手。

PCCJ 2017 第6戦・総合2位／ジェントルマン・クラス優勝 #9 武井真司選手。

PCCJ 2017 第6戦・総合3位 #89 三笠雄一選手。

PCCJ 2017 第6戦 決勝 オーバーオール表彰台。

PCCJ 2017 第6戦・ジェントルマン・クラス2位 #47 TAD JUN JUN選手

PCCJ 2017 第6戦・ジェントルマン・クラス3位 #25 内山清士選手。

PCCJ 2017 第6戦 決勝 ジェントルマン・クラス表彰台。

6月4日にはPCCJ&PCCAのエキシビジョン・レースも開催された。