「シンR1 550」 ブルガリア発スーパーカー、不完全ゆえのスリルとは 試乗記

公開 : 2017.08.17 12:46  更新 : 2017.08.17 16:06

ビジネスの成功が、創業者を冷静にさせた

「父はクルマでレースをしていました。そしてわたしも子どもの頃にブルガリアのナショナルチームに属し、カートのレースをしていました」

「そのため、物心ついたときからガレージなどでクルマに囲まれた生活を送っていたのです」とダスカロフは語る。

彼は大学でエンジニアリングを専攻し、その頃やっていたスペアパーツの供給事業は成功を収めた。

しかし彼は働きすぎるあまり、レースから遠ざかりすぎていると感じるようになる。そしてある日「ドイツでカートを買ってもう一度レースに復帰しよう」と思い立った。

彼の熱意が再燃するうちに、新たなことに気付いたという。それは「スーパーカーのメーカーを自分自身で作りたい」ということ。

そして2012年、念願かなってシン・カーズは設立された。最初のオフィスはイギリスに構えられたものの、パートナーとの行き違いなどもあり、現在はブルガリアに本社を置いている。

現在シン・カーズでは20台のR1を作っているが、彼らはGT4参戦のために30台を毎年作らなければならない。また、さらにパワフルなバージョンも出揃うという。

 
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