セアト、過去最高の業績に 若きCEOの1日に密着 見据える未来とは

公開 : 2017.12.02 18:10  更新 : 2017.12.14 12:35

9:15 AM デ・メオがスペインに惹かれるわけ

マルトレルの最上階にあるデ・メオのオフィスには、少なくとも1ダースの人間が座れる巨大なテーブルがある。レクサスにいた彼に初めて会ってから20年たつ。服装がちょっとフォーマルになり、白髪も目立つようになったが、相手をリラックスさせる雰囲気はそのままだ。

当時、彼は30歳で出世頭の野心家だったが、会社は彼の実力を十分理解していなかった。彼はひと当たりが良く、つねに活動的で、自動車ビジネスを深く愛し、与えられた仕事に没頭するビジネスマンだ。

ほどなくして彼はセルジオ・マルキオーネ率いるフィアット・グループに戻り、首尾よくランチア、アバルト、アルファ・ロメオの担当になった。これは彼がフォルクスワーゲン・ブランドとそのグループ双方の営業部長になる2009年まで続く。

その後、アウディの販売と営業のボスになり、2015年に好業績を上げたユルゲン・スタックマンの後任としてセアトに移った。

それまで12カ国に暮らしたことのあったデ・メオは、どうしてスペインに引きつけられたのか?

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