中古のフォード・マスタング 故障や注意点、おいしいモデルとは 中古車購入ガイド

公開 : 2017.12.31 10:10

フォードマスタング中古車 購入時の注意点

エンジン

オイルは100%化学合成の5W30がベストマッチであり、交換は16,100km毎を推奨。初期のV8モデルではプラグが2つのパーツから構成されており、冷間時に折れるケースがあることに注意が必要だ。折れたプラグを引き抜くための特殊工具まである。

電装類

IVAテスト用に下手にブレーキ・ランプやリア・ウインカーを改造した場合、電気的な問題を引き起こす可能性がある。クルーズ・コントロールが正常に作動するか確認が必要。素人作業によりクルーズ・コントロールに必要なブレーキ・ライトの配線まで切ってしまっている場合あり。LED式のブレーキ・ランプが通常の電球に変更されていないかも要確認。

ボディ

ボンネット・エッジ部内側の錆発生につき要確認。2層構造の間に錆が発生する場合がある。ドアのシールが劣化している場合、助手席フットウェルから電気基盤にまで水分が達して基盤をショートさせる可能性あり。グリルとラジエータの間にあるプラスチック製スペーサーと金属製ブラケットの状態をチェックすることで事故の有無が確認出来る。ドアを開けた時に窓が自動で若干下がるかも確認が必要。

トランスミッション

リア・アクスルのピニオン・シールからのオイル漏れは要確認。シール自体は5ポンド(7万円)で購入できるが、交換作業は1日がかりとなる。マニュアル車の場合、冷間時2速でのギア鳴りに注意が必要。

サスペンションとブレーキ

ノーマルのブレーキは高温になると効きが悪くなるため、Stop Tech製などのアフターマーケット品のディスクとブレーキへの交換がおすすめ。エンジン・タイプにかかわらず、リアのロア・サスペンションアームとブッシュには同じグレードが使用されており、より高性能なBMR製サスペンション・パーツに交換すべき。スプリングとダンパーも同様だ。

インテリア

内装はプラスチックを多用しているが取付けはしっかりしている。

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